Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2009年01月16日(金) |
ジャレットのセッティングスタンダーズニューヨークセッション |
昨日書いたマーク・ターナーのECM登場のニュースは、musicircusのECMニュース■で既報であった。 ・・・おれが見逃していた。 たしか目を通したはずだったんだが・・・。ラヴァ、の名を見たとたんにその段落は素通りした。メンバーよく読めばよかった。 ・・・ラヴァとアイヒャーは顔が似てないか?・・・
ペルトとシュニトケが80年代に現代音楽の風景を一変させたのは事実だし、カンチェリや彼らの最近の作品になかなか向き合えないままでいる。そのうち中国や旧東欧からとんでもない才能が即興や現代音楽やジャズの領域に出現するだろう。 もう出ているかもしれない。ECMだけにそのアンテナを依存していてはいかんでしょう。
ペルシアンの音楽がECMに新登場しているー。>■
遅ればせながらジャレットのセッティングスタンダーズニューヨークセッションSetting Standards - New York Sessionsを聴く。 ただただ未熟だった23さいのおれは、新宿歌舞伎町にあったJ&BLサンセットでアサクマさんと話しながら輸入盤で入手したばかりのVol.1を聴いていた。その時の情景が浮かんできた。 わかりやすい銭儲けに走った、彼ら3人が一度だけ録音した『テイルズ・オブ・アナザー』に比してヌルイ演奏だ、と、断じていた。 それはそれでマチガイではなかったけれども、 ■ここの428番で今村さんが書いたところまで気付かなかった。 Changes、Vol.2、と、3枚続けて聴いたら、それぞれを初めて聴いた場所や小金井公園や中央線の風景がよみがえってきた。おそらく評論家がディスクを聴く作用と、おれの耳は決定的に異なっている。おれは私的な記憶に囚われている一方のよう。
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