Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2008年02月07日(木) |
ECMファンに告ぐ トビリシ弦楽四重奏団公演案内 |
全世界のECMファンのみなさん、こんにちは。コンサート情報です。
ト、トビリシ! ヤンスク・カヒーゼおじさん(Jansug Kakhidze)が心臓発作から生還して故郷トビリシを想って歌った「ムタツミンダの月The moon over Mtatsminda」が耳に鳴り出す。この曲は、アイヒャーが何かの機会にガルバレクに聴かせたところ、即座にガルバレクは涙し、この録音を収録した自分の作品を作ることを決意し、アイヒャーに申し出たという逸話を持つ、特別な曲。ガルバレクは集大成となる2枚組『Rites』を発表する。自分の関与しない録音物を、自分の作品、それもキャリアの集大成を図る作品の中核に据える、という、それくらいの曲。ずばり、ガルバレクはこの作品ののち、すさまじい即興を放つサックス奏者に、それこそ、老境に至りて、なお神がかったというべきか。ガルバレクは鳴るものが聴こえたのだ。
グルジアの響き。
うー、夜勤シフトさなかの午後2時に上野かあー。行けるかなー。行くぞけんけん。わんわん。
トビリシ弦楽四重奏団結成10周年記念東京公演 ■ 「グルジアの響き」 トビリシ弦楽四重奏団 & 田隅靖子(ピアノ) 2008年2月9日(土) 2時開演 東京文化会館小ホール 一般4000円 / 学生2500円 企画:冬チェンバロの会
< 演奏曲目>
ヴァジャ・アザラシヴィリ : 弦楽四重奏のための「祖国グルジアの風景」より Vazha Azarashvili : 5pieces for String Quartet from “The pictures of my country” イメルリ/あなただけに/ラブ・ソング/ユーモレスク/チェラ
スルハン・ツィンツァゼ : 弦楽四重奏のための8つの小品 Sulkhan Tsintsadze : 8pieces from “Miniatures for String Quartet” スリコ/インディミンディ/チョングリ/サツェクバオ(舞踏曲)/ツィンツカロ(早春)/ ソプルリ(田舎の踊り)/蛍/口うるさい女房
ヨセフ・バルダナシヴィリ : ピアノ三重奏曲 「ビゼーの思い出に」 Joseb Bardanashvili : Trio piano violin and cell “In memory of G. bizet”
オタール・タクタキシヴィリ : ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 Otar taktakishvili : 3miniatures for Violin and Piano
ギア・カンチェリ : 弦楽四重奏曲「夜の祈り」 Gia Kancheli : String Quartet “Night prayers”
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