Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2007年11月23日(金) |
Jazz Magazine (仏)誌でECM特集だ! |

そもそもECMを通史的に重要作品を挙げるなどという、たいへんに意味のない、 この上なく魅惑的、蠱惑的、抑圧的な、 おそらく、世界的にもおれにしか許されていない所業を、大陸の西のはずれにある美辞麗句を国是とした没落した小国の編集子がなすなど、という、狼藉を、おれはゆるさん。で、そもそもこのラインナップ、「耳がない!」としか言いようがない。見てみ。>■
思ってもみたまえ、これらの作品をもってECMの至宝と思われるの、あれもないこれもないそれもないどれもない・・・
いや待てよ。 このようなかたちで誤った道を指し示すことが年長者の責務である、とも考え得るし、 自立した耳が、独力で登攀するように、という老婆心、 すべての道はローマに通じるわけだし、 ・・・なるほど。
いや、さらに待てよ。 ここにアップされている作品群はジャレットのカーネギーホールを除いて、それなりに聴く価値のあるものばかりである。ただし、そのミュージシャンの代表作だと言えるかというと、はなはだ。 それより、ニューシリーズを除外しているのね。
冷静に考えると、いわゆるひとつの拡販記事にすぎないのだった。
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