Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2007年10月30日(火) |
『新ヴィーン学派の弦楽四重奏曲集』 |
『新ヴィーン学派の弦楽四重奏曲集』 ラ・サール・カルテット 演奏されたのは68・70年
以前聴いたときは、なんでこんな作品がいいのかさっぱりわからなかった。 今もどんだけわかっているのかわかったもんじゃないおれだけど。
この演奏はすごい、というのが、他の弦楽四重奏団を聴いた経験からビタッと耳の焦点が合うようになった。 これは古典であり、新しい様式のスタンダード、語法の規範、となった演奏なのだ。 そうゆうのがわかるようになって、とりあえずよかった。
結構何度も聴いたんだよね。 なんでこれがいいんだろー、かんどーできるんだろー、なんでこんな作品が書かれる必要があるんだろー、とか、思いながら。 夏の暑い日、冬の寒い夜。
結論としては、月が照る寒い夜に、午後9時すぎのライフの50円引きの10品目サラダを買って帰ってきて、タバコを吸わないで、くつしたをはかないで聴くのがいいんだ。 そんな結論でいいのか。 シェーンベルクに怒られたりしないか。
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