Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2007年07月22日(日) |
ポール・ブレイの35年ぶりECMソロ作『ソロ・イン・モントゼー』 |

あー。 『タカダワタル的』観たいなあ。 お、『あがた森魚コンサート~『永遠の遠国』at 渋谷ジアン・ジアン(2CD)』なんて音源が出るのか。■ アマゾンは知らせてくれるから便利ですね。でも、ほんと財布には良くないんだわ。 ついでに藤崎マーケットの動画をユーチューブで観て、と。ラララ、ライ。 エクスワイフからメール。中学生の次男がブログを書きはじめたという。ははは、あいつ、こういう文体なんだ。おもろいな。
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小沢健二が学会で講演するときいて、申し込めば行けるのだけど、何の研究もしていない立場だし、「行きたいけど、行けないよね」としか言いようがなく。おざけんは父親になったようだと感じていて、ひとりの父親の軌跡を読むような心境で、ぼくはみていますが、いろいろ批判とかやっかみもあるようです(2ちゃんとか)。とっかかり、と、かいわ、を、日々くりかえす、そういう毎日の大切さを彼は伝えているように思います。
田んぼの声■ 福耳コラム■
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ポール・ブレイの35年ぶりECMソロ作『ソロ・イン・モントゼー』をかけながら午前5時、雨が降ってら。アイヒャーは、シフがシューベルトを弾いたベーゼンドルファー・インペリアル・グランドを用意すると言って、『ノット・トゥー、ノット・ワン』98年録音時に抱いたピアノ・ソロ録音の願いをブレイにぶつけたのだという。 ブレイは、そこに置かれたピアノの個性と初めての会話をするように即興するのであるから、 つまり、個性との会話とは、いびつさとの予測できない音楽の生成に賭けている、と、 で、まあ、このカンペキな状態のベーゼンドルファー・インペリアル・グランド、という相手とは、何か。カンペキな状態、というのも、気の遠くなるような領域だな。
2001年の録音。
ポール・ブレイ、71さい。とても71さいのじいさんが弾いているピアノには聴こえない。 指の動きのしなやかさ、フレキシブルさ、ハルカリレベルだし。
『オープン・トゥ・ラブ』とは、アイヒャーとの意識のありよう、録音のまなざし、響き、そして音楽自体も、異なってはいる。 で、ブレイがこれまで弾いてきた往年の名曲たちがこぞってブレイの指から出ようとしている瞬間ばかりなのよ。ね。これ。 夢のようなレコードだ。響きでつながっているということ。ブレイ、アイヒャー、コングスハウ、聴きとれるリスナーみんな。時間もこえてて。
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