Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2007年07月13日(金) 雑誌『考える人』で吉田秀和の言っていること

バーデン・パウエルのギター。アントニオ・カルロス・ジョビンの「波」。

深夜のNHKラジオを聴きながら東北自動車道を郡山から南下する霧の向こう。

渡辺貞夫の「カリフォルニア・シャワー」、は、あそこまで幼稚園の学芸会のように天真爛漫に音を放ってしまって、晴れやかにジャズを捨ててしまった、そういう過激さ、ある意味パンクな精神として、聴くとき、に、痛々しいまでの、聴き応えを感じた。それがフュージョン時代到来のまぶしさだったのだ、実は。

すべての音楽がまぶしくて、すべての楽器の音がいとおしい。

雑誌『考える人』で吉田秀和の言っていることを読んでいたっけさ、清水俊彦は吉田秀和をパクってダンディズムを決めていただけなのではないのか?と思ったのですが。吉田秀和は読まないといかんよ、音楽リスナーは。聴くことの可能性を知るためにも。

くるりの新譜『ワルツを踊れ』、クレイジーケンバンドの旧譜『goldfish bowl』を購入する。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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