Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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電子音響もまた一過性のものであります。 外観を装っても、やはり伝統との会話をするところまで表現が行かないと。 95年くらいにすでにかつてのフュージョン化を指摘していたテキストあって、ちょっと目が醒めた記憶があります。
平井玄の『暴力と音』、音楽についての記述は音を知っているからリアルだけど、何言ってんのかさっぱりわからん。局所局所に、血の味のする記述があって、それが、類い稀な音楽を立ち上がらせている。不思議な読書ですん。 ■
ポール・デズモンド『ファースト・プレイス・アゲイン』の1曲目。 寝起きにシルクのシーツにほおつけてうっとりするような、とんでもない表現に至っている。ポール・モチアンは、この陶酔を現代に持ち込もうとしているだろ!どうだ、図星だろ。
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