Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年09月01日(金)

服部良一の作品集『東京の屋根の下』を聴いていて、
灰田勝彦「東京の屋根の下」の録音は1948年10月12日と見て、

・・・太平洋戦争が終わってまだ3年しか経ってないじゃないか・・・

明らかに戦後のこの急激な変化はおかしい。

そう思った瞬間に、「東京の屋根の下」の何と禍々しく凶々しく聴こえることか。

山口泉著『宮澤賢治伝説』の「かつてロザリオという名の少女が」の章を読む。

フィリピンの子どもたち(ストリートチルドレン)に売春以外の生きるすべをあたえるよう、そういうことをしなきゃいけない、と、思った。
グローバリゼーションの化身であるショッピングセンター、イオンで買い物をする呪われた無知で惨めなひとびと。
生きる意味、というのは、やはりある。

ほんとうに、ある。

それは宗教ではない。

おざけんが「うさぎ!」で書いていることはそういうことなんだと思う。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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