Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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服部良一の作品集『東京の屋根の下』を聴いていて、 灰田勝彦「東京の屋根の下」の録音は1948年10月12日と見て、
・・・太平洋戦争が終わってまだ3年しか経ってないじゃないか・・・
明らかに戦後のこの急激な変化はおかしい。
そう思った瞬間に、「東京の屋根の下」の何と禍々しく凶々しく聴こえることか。
山口泉著『宮澤賢治伝説』の「かつてロザリオという名の少女が」の章を読む。
フィリピンの子どもたち(ストリートチルドレン)に売春以外の生きるすべをあたえるよう、そういうことをしなきゃいけない、と、思った。 グローバリゼーションの化身であるショッピングセンター、イオンで買い物をする呪われた無知で惨めなひとびと。 生きる意味、というのは、やはりある。
ほんとうに、ある。
それは宗教ではない。
おざけんが「うさぎ!」で書いていることはそういうことなんだと思う。
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