Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年10月03日(月) |
週刊文春9月15日号。文春図書館「今週の三冊」で、渋谷メアリージェーン店主・福島哲雄さんが |
週刊文春9月15日号。文春図書館「今週の三冊」で、渋谷メアリージェーン店主・福島哲雄さんがマイク・モラスキー著『戦後日本のジャズ文化 映画・文学・アングラ』の書評を書いていた。
ジャズ喫茶について、著者の言うファシズムを思わせる儀式・規律などの指摘は、当時の奇跡的な一回性の原理(“ジャズ”そのもの)であったと、補足している。
その上で、「しかし自分の店には著者の言う「自由」があると思っている。連れ立ってよく見えた、小野好恵と中上健次、芥正彦、白石かずこ、阿部薫、本書で触れられていないが、菊地雅章、近藤等則、Pブルック劇団の音楽監督の土取利行、藤井郷子、田村夏樹、マーク・ラパポート、八木美知依・・・多くのアーティストに理解されてきた。」と、自負を記している。
文末で、阿部薫の葬儀で親戚代表は坂本九であったと記憶している、と、書いている。
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