Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年03月09日(水) |
『土取利行+坂本龍一/ディスアポイントメント−ハテルマ』の復刻 |
30年前に制作された坂本龍一初レコーディングとなった作品が復刻された。
『土取利行+坂本龍一/ディスアポイントメント−ハテルマ』
この作品については、アマゾンのカスタマーレビューで京都のいぬんさんという方が読み応えのあることを書いている。■ このいぬんさんの名前をクリックしてみると、阿部薫の『彗星パルティータ』をこそ評価している点や、高木元輝の『モスラフライト』への評価および、音源はレコードではないのかというツッコミに至るまで、このひとの耳は間違いなしだと思われる。
ジャズサイト“JAZZ TOKYO”■でも堀内さんがさっそくレビューを書いている。複数のぼくのアンテナ情報が指し示す、というのは、ますます、アタリである。復刻盤のライナーには、竹田賢一・土取利行の新原稿、坂本龍一の新インタビューが掲載されているという。
土取利行とミルフォード・グレイヴスのパーカッションを理解することは、西洋の忌まわしい部分に起因するちからを止揚することである。 これは60年代以降に顕現した真実だと思う。 若き坂本龍一とのスパークルに潜む何かを聴き取ろうとイマジネーションをはたらかすことは何かのマイルストーンになり得ると直観する。
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