Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年02月19日(土) |
ケミストリーのどーちんくん |
文藝春秋で芥川賞になった阿部和重「グランド・フィナーレ」を読む。 石原慎太郎と村上龍の選評にほぼ賛成。古井由吉ひとりが選考委員になればいいのにね。 文中に無意味に登場するアーチー・シェップのCD『アッティカ・ブルース』、帯付けて売ればいいぞ。
文藝春秋で皇室をめぐってのテキストの中で、長谷川三千子教授の“祈り”についての書き方が素晴らしかった。 よわいをかさねるにしたがってひとは祈ることを知ってゆくのかもしれない、と、ふと思うの。
石原俊主筆のクラシックジャーナル12号を読む。 2004クラシックディスクベストテンの座談会が面白すぎ。庄司紗矢香、バレンボイムのその作品は聴いてないけどおれも予感はしてたし。
鼎談音盤レビュー、やろか。 わたしのスタイルは放浪しては恋して破れてまた性懲りもなく恋をするドイツロマン主義イタリアマカロニ派音楽寅さんでいく。
ケミストリーの完全限定生産盤『hot chemistry』においてどーちんくん(かっこいいほう)が「step to far」(スパイラルライフ渾身の名曲だー)を歌ってるのを知る。 甘すぎるチーズケーキみたいな出来なのだけど、素材(曲)がいいので、すっかり好きになる。
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