Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2005年01月25日(火) |
『Souvenir / Orchestral Manoeuvres in the Dark』 |
あ、いけね、娘にスピッツの新作『スーベニア』をまだ手渡していないや。CD屋掲示用ポスターも2枚ゲットしてあるぞ。 おやじからもらうスピッツというのもやだろーから、買え。あとで金はやる。新譜は出たて聴くに限るぞ。かけがえのない一瞬の連続が今だ。 なんてな。
ロヴァ耳にとって“スーベニア”といえば、・・・ あの1981年、 小林純子ちゃん(当時20歳)にゴールズワージーの小説『林檎の木』とともに捧げられた名曲『Souvenir愛のスーベニア(邦題)』である。
Orchestral Manoeuvres in the Dark(OMD)というイギリスのバンドが放った名曲である。 一目惚れで心臓がどくんと響くさま、そのままのイントロ。間奏の、恋人たちをまきあげる大気の揺れ、そのもの。ゆっくりとした深呼吸。
この曲が収録されたアルバム『Architecture & Morality』もまた、英国ポップ史には欠かせない、とまでは言えないかもしれないまでも(笑)、彼らの最高傑作に相応しい完成度の高いトータルアルバムに仕上がっている。シングルは「愛のスーベニア」「聖女ジャンヌダルク」「オルレアンの少女」と3曲が英国チャートのトップテン入りをしている。21世紀の少年少女たちはこのアルバムでOMDを知るように。
この曲を教えてくれたのは、、、あ、福祉だ。大久保福祉だ。やべー、かの異才の親友をつい忘れていた。
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