Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
DiaryINDEX|past|will
2004年10月01日(金) |
アルゲリッチの弾く「花のワルツ」を聴きながらポーツマス・シンフォニアの演奏を背後に見たような気がした |
本日より、この日記は、サイト「musicircus」■のレギュラーに入閣することになりました。 わたしがネジ込んだわけではありません、で、この日記の内容・レベル・文体・風格・風味・渋味・嫌味・おそ松、その他もろもろが、このジョン・ケージの境地を名に込めた音楽サイト、に、相応しいかどうか、このわたし自身が躊躇・赤面・黙考するあり様、なれど、このサイトへの参加者の増加へとつながることができれば、などと、日記でメッセージを発する奇妙なご事態。
ウゴルスキの弾く「エリーゼのために」、や、マリアジョアンピリスの弾く「トルコ行進曲」、アルゲリッチの弾く「花のワルツ」を今日はじめて聴きました。指先まで神経が研ぎ澄まされて、からだ全体で音楽を味わう。
上野茂都さん(■)のCD4枚、間違いなくおすすめです。
『七つの子 野口雨情作品集』(2CD■)、聴きたいですー!(ひとりごと)
ひとはしばしば漂流する。 今日あやちゃんからもらった編集CDR『dub,dive,drive to blue』(全13曲)を聴きながら、環七から目白通り、永代通りへと彷徨う。 不意に楽曲に出会う、それ以上の、トータルな音楽観の呈示に、見知らぬ土地に旅をしているような気持ちになる。曲目やアーティストを見ないでずっと聴いていた。「え?これは?・・・お、これは?、ここはどこ?」と、未知のプログラムを進む。これが、今年いちばんのアドベンチャーな気がする。どっぷりと浸って、感動という言葉を越えた体験に至る。曲目はあとでアップします。
ポーツマス・シンフォニア(■)が奏でる「花のワルツ」、ラジオで一度だけオンエアされたことがあるらしく、以前知人の事務所で聴いた記憶がある。 ポーツマス・シンフォニアというのは、ギャビン・ブライアーズが組織した素人だけによるオーケストラで、ガイストが漂いまくるこの演奏の“素晴らしさ”といったものは、音楽の持つなにごとかを照らしていた。だれかこのあたり、論考してくださいまし。
|