Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年08月02日(月) |
ジャズファンよ、サイモン・ナバトフにも刮目せよ。 |
ゆうべは90%定価オフ購入特権を行使して半野喜弘やら平沢進やらヒロスエリミックス(ピストン西沢氏絶賛)やら菅原洋一やらジョルジュムスタキやら中村一義やら19枚のCD群を新品で捕獲。落ちているお金を拾う夢みたいに、わたわたと興奮してCDを買う。 そうして、クーラーの中で冷やしたぬきそばと親子丼をほおばるのは、楽しー。世界のCDはぼくだけのために存在しているぞー。
3ねんほど前はいつも横浜の馬車道通りで見かけていたゆみちゃんとばったりと新宿で会って。 「たださん、サイモン・ナバトフ、チェックしてますか?」と、いたずらっぽい目で問われた。 「コクのある藤井郷子みたいなピアニストなんですが・・・」
な、なにっ!おぬし、今、何と申した?
サイモン・ナバトフ(■)とは、ピアニストか?
お、クインテットでレオ(レーベル)で2枚組か。■ サイドのメンツは・・・ マーク・フェルドマン(ヴァイオリン) ハーブ・ロバートソン(トランペット) マーク・アライアス(ベース) トム・レイニー(タイコ)
『The Master and Margarita』
・・・ううう。ちゃんと音盤紹介できなくなってしまったわたしをお許しください。 耳に鮮血が走る、意識の密度の高い演奏だ。欠点を言えば、高すぎる、ということだ。まつなが某とやの某の共演盤の対極。
22連勤目を突破。左のヒザに鈍痛が走る。口の左側が裂けて血が滲んできた。しかし意識は妙に明晰だ。 身体に負傷した状態で立ち向かうジャズの音盤。音楽を聴くことは格闘技だ。 わしはいま暗闇の中のアンソニーブラクストン状態だ。なんだそれは。
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