Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年04月18日(日) |
ECMねたはエイプリル・フールだった!・レコード業界の規模は豆腐業界と・ミスチルのシングル「Sign」5月26日発売 |
4・14、15日に書いたECM夏のリリースのニュースは、以下のとおり、エイプリル・フールねただったようです(笑)。 ■April Fools Reviews & Articles 間に受けて、あちこちに電話しまくってしまいました。いやー、だまされたー。 「あれだね、人間、過去を振り返ったときと、未来に先走ったときは死ぬからね」「年内もつかな」と死亡予測までしていたわたしらです。 なんとも、お騒がせいたしました。うーん、このわたしがだまされてる、つうのは、いやはや、めんぼくない…。
▼ 「ただくんにとってのお金って、何なの?」「え?、レコード交換券…」、という故事にたいし反応いただいて、うれしいです。>みなさま
仕事をしながら、ミュージサーカス(■)に掲載するための正調「ロヴァの耳」を書いている。じつに4ヶ月に1回しか書けていない。年末にアップした「デヴィッド・シルヴィアンはグローバリゼーションに加担する」は反語である。が、何の論旨もない。今回はディスクを紹介するだけでいいですよ、と、編集からの助け舟があるも、やはり何か書かなければ自分の気持ちがおさまらない、と悩んでいたが、ようやくイントロを書いた。自分の気に入るイントロが書ければ、あとはいただきである。
所沢在住のS教授が編集CDR作成にご立腹である。「音楽はアルバム単位で聴かなければならない」「その行為は音楽に対する冒瀆である」「個人の選曲趣味なぞには興味はない」「対価を支払って聴くのが音楽鑑賞だ」とむべもない。「でも、まーくんがやることについては文句は言わない」と。「なんだー?シュガーベイブのソングスを聴いておらんのか?」と叱責される。ひええ。
▼ 音楽評論家の高橋健太郎さんのLOG■ に、「年間7000億あったという売り上げが4000億代にまで落ち込んでも、ほとんどのレコード会社が潰れてはいない」というフレーズがあった。
むかし、「レコード業界の規模って、豆腐業界と同じくらいなんだよ」ときいて、そんなに日本人はLPを買わないのかー!と反応したことがある。 スイングジャーナル編集員の給与は手取りで20万ないよ、ときいて、やらないーと予備校講師を続けた時期だ。ディスクユニオンのジャズフロアでもバイトしてたな。彼女に中野のライブハウスのウエイトレスをさせてジャズを堪能した日々だ。80年代の半ばだったか。 思えば当時、貸しレコード屋で洋盤のレンタル禁止という措置を取られたことがあった。 洋楽リスナーは激減し、のちにJポップと名指されるバンドブームが勃興する時期とリンクしている。
通信環境が進化・充実して、世界中のライブハウスの音源が聴けたり、ミュージシャンから直接音楽を購入できたり、そういう時期までいろいろな過渡的な段階はあると思う。SACDやDVDオーディオの音質が当たり前にもなって。そして、聴く側のモンダイとしては、いかに聴きたい“欲望”を枯渇させないようにするか、が、最大のテーマである。
▼ ミスチルのニューシングル「Sign」が5月26日に発売されるらしい。 ■HMVの記事「Mr Children、アルバムに続いて話題のドラマ主題歌をリリース!!」 「Sign」「妄想満月」「こんな風がひどく蒸し暑い日」の3曲。
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