Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年04月17日(土) |
これはマズイ!法案!(2)海外盤CD輸入禁止? |
「海外から還流しているCDは68万枚と、全体のわずか0.4%」だという。目くじらたてるようなもんではないような気がする。 今回のCD還流阻止法案の言い出しっぺは国内メジャーのエイベックスだという。エイベックスにとってはでかいのか。どうなんだろ。 べつにそんなことしなくたって日本語でしか理解できないDVDとかテキストとかライブ特典とか付けて差別化すればいいだけだと思う。
妄想する。 ほんとうの理由はアジアから還流するJポップCDを抑制するんじゃなくて、ユニバーサルが日本国内で扱うCDをタワーやHMVで輸入させない(もしくは輸入するのに特別な関税をかける)ということで、それは五大メジャーが日本という脇のアマいマーケットからライセンス料をより効率よくまきあげるための外圧なのである。アジアからの還流に目を向けさせといて、エイベックスに「おまえやれ」と教唆し。 で、できた法案の文面の杜撰さは、“いわゆる輸入盤”へのトレーチャーアタックを包括的に実現できるように慎重に練られた。 とーぜんタワーやHMVも黙っているわけでもなくて、民主党議員とともに、折衝をし、落としどころに向かう。結果、輸入盤、ちょっと高くなる。 日本で民主党が伸びたほうがいいと考え始めたアメリカ政府がお膳立てした音楽リスナーを標的にした政治ネタなのかもしれない。 そいえば鳩山さんちは日本で最初のマイソンだったかと。 そして、公正取引委員会が日の丸掲げてもっともらしく言いがかっている。 んなら再販制度自体を最初っから言いがかっていないとスジがとおらない。
モンダイは、「国内盤が出ているCD」の輸入盤が規制される「可能性がある」、ということ。 げ。ECMレーベルをドイツ盤で揃えているわたしは、どうしたらいいんでしょう。ECMのサイトに注文しても作品によっては断られるのか? …ううむ、その可能性はないな。 現実的には、メジャーな海外アーティストのCDだけが標的になって輸入規制される、ということか。
▼ わたしが編集CDRを作ることを日記に書いて仲間を募っているような記述をしていることにキレている御仁がおるが、許してほしい。 わたしにとっての人生における3大楽しみの定義は「おんなのこ」「子どもとお風呂にはいること」「CDを買うこと」なんだぞ。 もう3つめしか残っていないんだ!(机をたたく) きよちゃんが幼稚園を卒園するときに「あんなことー、こんなことー、あーったでしょー」と歌うのに思わずなみだした。 わたしは十分にCDを買っている。 学生時代、かたっぱしに女の子に「ねえ、お弁当つくってー!」と声をかけた。 「ただくんにとってのお金って、何なの?」「え?、レコード交換券…」 1にち1まい、と自分に課したノルマを23年間つづけているんだ。多少のことは許してほしい。
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