買い物のついでに「まさかあるわけないか」と思いながら スーパーに入ってる本屋に行ってみたら「広告批評」置いてありました。 なんとまぁ黄泉ごたえの(あらら、さすが剛ファン(笑))・・・読みごたえのある本なんでしょう。 一人一人のインタビュー記事、見開き2ページが5人分で5段に分けてあるから まずは上からって中居のところから読み始めたら、 あれ?ページをめくるのね。えっ?まだめくるのね。 結局2ページどころか14ページもあって読み疲れたので 2段目、3段目は飛ばして4段目の剛へ(笑)。 剛のインタビューはなんか剛の声が聞こえてきそうなぐらい、剛のまんま。 他のメンバーのも後からざっと見たけど、それぞれ「らしさ」が出てるんだよね。 CMだけじゃなくていろんなことについて語ってて、 「え〜?ホントにそう思ってるの〜?」とか「へぇ〜、なるほど〜」とか「やっぱりね」とか 突っ込んだり頷いたりしながら読めておもしろかった。
インタビューも良かったし、仕事を通して彼らを見ている人たちのSMAP評は興味深かったし、 525本のCMカタログも必見だし、これで630円はお買い得だと満足できる本なんだけど メンバーの色分けが拓哉がピンクで吾郎が赤なのがすごい違和感。 惜しい。
びっくりしたのが、こんなところで名前を目にするとは夢にも思わなかった、吉本隆明。 大学時代、よく読まされましたよ。 なんだかワケわかんない評論をこれでもかってぐらい。 もう名前からして堅いじゃない?(笑) 文章も堅くて言ってることもよくわかんなくてこの人の名前って結構トラウマなんだけど 吉本隆明がSMAP語っちゃってるじゃないの〜〜〜ぉ!! これはかなりな衝撃だったんですが、やっぱり言ってることは相変わらずよくわからん。 「禁欲を演技や資質の解放のために逆説的に使いこなす」って何???(爆) 私は編集後記にあった「コンサートに行く前は好みの順番があったけど コンサートに行ったら順番をつけられなくなった」っていう言葉の方が ずーーーっといい“批評”じゃないかと思いま〜す。
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