+L e j o u r n a l−ル・ジョナル+

2003年07月12日(土)  ミレー展の続き。

前回の続きですが、、、

それで、そう言う話をエレベータでしてて
ちょうど乗り合わせた会社の人(以下Nさん)が、そんな会話を盗み聞きしてたらしく

ボソっと、

「落ち穂拾いだよ・・(ぷっ)」

と言ったので、Kさん慌てて
「違う!違う!知ってますよ!!ああ〜〜・・」

と、弁解できる暇なく立ち去るNさん。


その後ちゃんと汚名返上しなくてはとNさんにメールを打つKさん。

K『絵は見た事あります!濡れ衣だぁぁ!ゴッホならわかります。』

このような感じで出すと、Nさんから返信が。

N『ま、オレもかなり幼い頃は間違えたけどね〜』

なんて挑戦的なお返事が(笑)。


こんな様子を一歩引いた影で楽しませてもらっていたのですが、
つい、ポロッと(メールで)言ってしまったのです。

私『絵は好きですが、突っ込まれて聞かれると答えられません!
  すぐ忘れるんで。だからミレー展を観て来ます。』

というような内容でNさんにメールしたら

N『感想聞かせてね。』

などと思わぬ宿題が出されてしまったのでした・・・
いやぁーッ!ちゃんと観なくちゃいけなくなるじゃーんっ!!


まぁ、一応ちゃんと観て来ましたよ。ミレー展。

友達とある絵の中の窓の外にいた「おじさん」を発見し、

「このおじさん、庭師かな?」
「何だろね?」
「後ろ姿で何かしてるよね・・」

隣の次の絵に移ると、今度はそのおじさんがドアのところに居ました。

「あ、物乞い!?」
「さっきは庭師みたいだったのに。だまされたね(笑)」
「さっきのは庭の作物勝手に拝借してたんじゃない」

などと、ホントは全然違うかもしれないのに勝手に想像して楽しんだり。


でもね、あの有名な「晩鐘」は良かった。←ミレー作。
祈ってる絵で、女の人は実はミレーの奥さんをモデルとしてアトリエで描いて
後から背景と合わせて描いたものなんだけど、
実際に田舎の農民を描いたように見えて素敵でした。
ちょっと鳥肌立つくらい感動。

その時は気が付かなかったんだけど、家に帰り父に言ったら
「あの絵は教会の鐘を聞いてるところなんだよ」と教えてもらいました。
そう言えばよく見ると、遠くの方に教会が見えるのです。描かれているのです。

その教会の鐘を聞いて大地に祈ってるのだと気が付いて、また感動。。。


とにかく良かったですよ。ミレー以外にもいろんな画家の絵があって
ゴッホのもあったし、ピカソもあった。


で、宿題を出されたのでちゃんと感想をNさんにメールしておきました。

『(年老いた漁師)と題されたピカソの絵。
 くたびれた感じの長さん(いかりや)でした。』

・・・・・ちっともまじめに観ちゃいない。


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