「うわっ」
それは、想像を遥かに越えていた。 教科書や噂では、凄いと思っていたけれど いざ本物を目の当たりにすると、それまでの記憶や噂が偽物のように映った。
三十三間堂。
京都へ着いてさっそうと向かった先は、ココ。 (その前に讃岐風うどんに舌鼓を打ったのでありますが...)
京都駅から三十三間堂へはバスで行きました。 乗ったバスがチンチンバスで・・・ それはそれはかわいらしい趣のあるバスで、私たちの心を奪ったのは言うまでもありません。 (そのうち写真でも載せます)
で。この千手観音が1000体並んでいる(本当は1001体らしい)様子を見たら 「うわっ」と思わず口から漏れてしまったのでした。
次に向かったのは、ぜんさんお勧め「六波羅蜜寺」 なんせ京都に着いたのは1時すぎ。 お寺の受付が終わるのがだいたい4時。 急がねばなりません。 バスで清水坂(だったかな?)で降り、ちょっと迷って着きました。
そこで出会ってしまいました。
一生涯忘れることのない、出会い。 私たちの目は、ある立像に釘付けになったのでありました。
「空也上人立像」
口の中から針金の上に小さな仏(ほとけ)様が6体。 小さい仏様が口の中から出てるんですよ!
これは「南無阿弥陀仏」で6体だそうで この事を『この説明でわかるかなぁ』とメールした人から 「それはね・・」とすでに知ってて詳しく教えてもらったのですが
南無阿弥陀仏と唱えた時に、あうんの呼吸とともに 阿弥陀様が口を出入りした為に、ああいう表現になったそうです。
「えっ、出入り!?」
あの小さい仏様が出たり入ったり!?口の中を!? と、私の想像力が掻き立てられます。
まだ見たことがない人は、是非お勧めです。
次に向かったのは、建仁寺。 4時にギリギリ駆け込みセーフで、文字どおり駆け込み寺で(意味違)間に合いました。
ここでは庭とか観て。。まったり、もしてられない。 ちょうど境内を案内してくれるガイドさん(?)が説明してくれて 何人かの団体で見学しました。 天上画の竜とか。去年創られたものだったけど、壮観でした。
そして、ここの「浴室」が特別公開と言うので これもギリギリで(4:30までなので)、走ってそこまで行きました。 (なんで離れているのよ・・・)
ちなみに、4時ギリギリと思って走っているところに おじさんが
「ちょっとシャッター押してもらえます?」
と、声をかけられ 友達が「先行ってて!(私がシャッター押すから!!)」 と、まるで漫画のようなタイミングなのでした。
建仁寺を後にすると、なんだかステキな風景が。 昔の京都を思わせるような(イメージ)街並みで、お茶屋とかがありそうな いかにもな路に偶然出て、 後でそこに向かって舞妓さんが行くところを目撃してちょっと嬉しかったり。
そして四条通に出ました。
ここで「祇園小石」へ寄り、くずもちを注文。 やっぱり和菓子にはお茶が合いますなぁ〜と、休憩を兼ねたおやつタイム。
その後はその近くの八坂神社に寄り、ホテルへと行きました。
それにしても・・・ やっぱりここは京都。なんだか外国へ来た気分。 言葉が京都弁だし。。。。。ステキ。
外国人もちらほら見かけたのですが、日本人とのカップルだったり 1人でさっそうと歩いていたりして こっちに住んでる風。
やっぱり京都弁なのかしら。 以前、神戸にずっと住んでるフランス人が、おもいっきり関西弁を話してたのには 笑えましたが。笑っちゃいけないけど、流暢な関西弁で。 しかも、冗談(ボケ)もしっかり関西風。
・・・環境ってすごいですね。
そうそう、着いて早々フィリップにメールを送りました。 そしたら・・・・・最初日本語でビツクリました。 しかも微妙に違うような。 いや、短い言葉なんですけどね。ちょっとデフォルメした感じなんですけどね。 でも、『こんな風に聞こえているのかなぁ〜?』 と思った一瞬でした。
そんなこんなでぶじ、1日目終了。
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