MAIL HOME BBS |
アロマな生活 |
2005年04月07日(木)→→→見えなくとも大切なもの(チベット編) 我が家に 酸素の機械が届きました 祖父が明日退院予定だからです 酸素ボンベみたいのが 届くのかと思ったら 部屋の酸素を取り込んで 濃度を高くし 供給できるんだそうで 今の医療ってすごいですね 濃度調節ダイヤルは 医師の指示なしでは 変更できません 「酸素も薬」 という考え方だからです - チベットを旅したことがあります 高山病にかかったわたしは その時初めて酸素のありがたみを感じました 当たり前にあるときには 全然気付かない有難さって た〜くさんありますね 【高山病】 症状はさまざまのようです ほとんどの人が頭痛を訴えてました おばは風邪のような症状で 眠くて眠くてたまらなかったそうです わたしは体中がしびれ 自分の意思では手も足も動かせなくなりました 「死ぬかも」と思ったほどの恐怖 鼻の穴にブスッとホースが突っ込まれました 〜〜酸素補給〜〜 もうろうとしながらも 「これ誰かの鼻の穴に入ってたのかな」 なんて考えてました 「入院しなさい」 「いやです」 「手を見てみなさい」 手がひっくり返っていました あらら。と思いながらも 手も指も固まったまま 懲りずに5000mの山越えをしたとき 今度は視覚障害が出ました 画像がしばしば一時停止してしまうのです さっき見ていた風景が いつまでも動くバスの窓から見えるのです 崖っぷちでまた画像が止まったときは 「お母さんどこ〜?」 と、くるくるしている間に どっちが崖か分からなくなりました 酸素ってすごく大切 わたしも酸素のような存在になりたいです |