ｱﾛﾏな生活

2001年02月24日(土)→→→グレー色した空

夢の世界にいます

そこは
布団の中の様に温かく
お風呂の様にぬくぬくしていて
とっても心地よい場所です

そこにはいつも私を
思ってくれている人が居て
見守ってくれる人が居て
安心できます
ホッとできます

ガタン！！
と言う物凄い音と共に列車は止まりました
ただ夢をみていたのです

トントンと小さな手が
私の肩をたたきます
「おねえちゃん、起きて！」

ハッとしました
そこは夢の世界では無く
現実の世界だったのです
終点駅です
夢の世界は終わったのです
外がとても寒くても
１人で歩いて行かねばなりません

私を起こしてくれた小さな男の子の名前
私の事をずっと愛してくれてた人と同じでした

優しい男の子の姿は消えてゆく・・・
私の前から居なくなってしまった
私を支えてくれていた人の様に

私の空の上にはグレーの空が広がっています
いつか青空が広がる事を祈って
私は独り歩いてゆきます
泣いたりしないのです
決して
決して
泣いたりなんてしないのです