キリエの世界

2001年02月05日(月) 人は見かけによりません。でも、見かけで判断されるのが世の常なのです

本日の通勤途中、とても心和む風景に出くわしました。

髪は緑、服はパンクス。
ルーズリーフのピアス(笑)に、鼻ピー。
指にはクロムハーツもどきの指輪が三つ。

そんな、見た目ヤバイ感じのお兄ちゃんでしたが。
彼の持っていた鞄…しかも、お姉さんのものらしき黒のトートバッグには、
『頑張れ』とマジックで書かれたペットボトルが横たわり。
袋の手提げ部分には、合格祈願のお守りが三つもついていました!!
三つだよ、三つ!
見えないところならともかく、トートバックだから見えるんだよ。
彼はとても大事そうに、そのお守りにお祈りしてました。
ラッシュから少し離れた時間だったので、車内ではちょっとした注目の的。
乗っていた時間からして受験ではないと思いますが、
この辺りでは名の知れた予備校へと入っていったので、受験は近いんでしょうね。
人の幸福はあまり祈らない、悪魔のような私ですが(爆)、
この時ばかりは、彼の合格をちょっとばかり祈ってみたりなんかしたりして。

でも、お兄ちゃん。
幾ら性格や成績が良くても、その恰好じゃ面接で点数低くなるぞ?
なーんて。
内申点と面接と小論文だけで大学に合格した奴の言うことじゃないけどさ。
マトモな試験、受けてないんだよね(笑)
人生、つっぱりにはったり、行き当たりばったりがモットーです。
要は、度胸よ、度胸。
堂々としてると、それなりに見えるもんだからさ。
人は外見で判断するものじゃないと言っても、知らない仲じゃ、
どうしても、それを判断材料にせざるを得ないコトだってあるんだからさ。
合格するまでの辛抱です。
せめて、鼻ピーくらいは外して受験しましょうや。


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RYO

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