キリエの世界

2000年12月29日(金) 今世紀最後の日記。

多分、今日の日記が今世紀最後の日記となります。
というのも、明日、帰りたくないけど実家に帰るのさ。
どうせいいことはあんまりないしなぁ。本当は帰りたくないよ。
ちょっと芳しくない状況に置かれるしね……。

逢いたいんだけど、どんな顔をして逢えばいいかわかんなくて。
その人のことが、とても、本当にとても大事だから。
だからこそ、すごく気が乗らない。
昨年はこんなことなかった。もう少し楽な気持ちで帰ったと思う。
病状が心配だから、顔を見たいのに。その姿を確認したいのに……。
気持ちとは裏腹に、自分の中の辛い部分が溢れそうで怖い。
涙は枯れてるので泣きはしないけど。
私の声は、ほとんど届かなくて。
多分、誰の声も届かなくて。
何もできない傍観者が、一番いやですね。
つくづく、実感させられます。
自分が当事者ってのも辛いけど、こういうのよりはマシだなぁと思う。
弱音とか吐いてくれればいいのに、それすらもきっと適わないし。
ううううう。ごちゃごちゃしてくる! 悩むの、性に合わないんだよ。
考えたってどうしようもないことしか、考えられないんだもん。
「私が私が……」って、自責してあの頃のその人が戻ってくるなら、幾らでも悩むけど、
どう頑張ったってそれは無理な話で、やっても無駄だってわかってる自分もいる。
八方塞。袋小路の思考。
さすがに参りました。

憂鬱は、逢えば少しは雲散霧消するかな?
プラス思考に持って行こうとしても、明日がちょっぴり怖い私でした。

あ。その人って、私の親族です(笑)


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