クサナギツヨシの不思議を探して〜ひろりん独り言〜
ツヨシ出演番組・映画・雑誌などなど…への、私的感想を書き綴っています。
ネタバレな部分も充分アリアリですので、ご注意下さいまし…。

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2004年01月08日(木)  「僕と彼女と彼女の生きる道」 第1話

怒涛のような年末年始スマ&ツヨ・スケジュールも、ようやく一段落…って感じで、ホッと一息つけてます。
今日は「どっち」もお休みだし、チョッと落ち着けて嬉しいナ…。

「僕と彼女と彼女の生きる道」第1話が終わり、また関テレのオフィシャルHPの BBSのカキコが凄いコト になってるようですネ。
前回のドラマの時に、これまでのツヨシ・ファンとは違ったファン層を広げた様で、とてもドラマに入り込んでる方も既に沢山いらっしゃるようですネ。
相変わらず男性の書き込みも多いようで、それは とても嬉しいコトだなぁ〜と思います。

ここんとこの連ドラ…特に恋愛モノって不振じゃないですか?
そ〜ゆ〜恋愛モノだと、一般的に男性は余り見ないようですが、ツヨシのドラマって単なる恋愛モノじゃないコトが多いし、リアルな内容のモノが多いからかも知れませんネ。

私は、ドラマを見る時に、余り自分と重ね合わせて見ないタイプで、どこか冷めて見ている自分が居ます。
役者クサナギツヨシが好きなので、そういう目で見たり、ドラマとしての作り方などを見てしまう傾向に有るみたいデス。
かつて、漫画家を目指して投稿生活を送ってたコトも有りますし、小説家やシナリオライターにも憧れて、カジったコトも有ります(一瞬の気も迷いでしたが…)。
知り合いにもプロのシナリオライターが居ます。
そのせいか…?、つい 作り手側にの立場に立って見てしまう習性が有るので、多分、簡単に泣けないんだと思うんですよね…ウン。

でも、これは、ホントは正しい見方じゃないんでしょうネ。
やっぱドラマや映画って、自分にオーバーラップさせてしまう位に引き込まれて見ないとツマラナイんじゃないかなぁ〜とは思うんですけどネ…。

= =

ベタなタイトルはさておき(まだ気に入らないらしい…笑)、内容的には丁寧な作り方がされており、とても良かったと思いました。

日常生活が垣間見られるような些細な出来事や 空気感って、ドラマの中でスゴク好きな部分なんです。

・可奈子が「離婚して欲しい」と言った朝、取って付けた様に(普段、思ったことも
 無いくせに)急に「ゴミ出そうか?」と言ってしまうトコロ。
・動揺して、靴ベラ持ったまま出かけちゃって、帰ってくるまでカバンに差し込んで
 あるのを見せるという細かい演出。
・普段はキッチンなどに立ったコトも無いので、ココアの在り処も分からず探してる
 時に、空きペットボトルで作った手作りの容れ物を見つけて「へぇ〜」とつぶやく
 トコロ。
 (もっと早くに気付いていれば、違ったのカモね…と思わせてくれる。)
 離婚勧告当日の「ココアが少し薄い」と文句を付けたコトと重ね合わせて考えると
 面白いし、上手いなぁ〜と思える。
 これまでは自分で何もしたことが無かったくせに、文句だけ言ってたんだよネ…
 みたいな。
・最新式の洗濯機で、内蓋を閉めないと外蓋が閉められないとか…面白い。
・凛ちゃんに「担任は男なのか?女なのか?」と聞くトコロも面白い。
 (私の両親は、高校になった時にも担任の名前も顔すらも知りませんでした。
 …両親は共働きで忙しかったからネ。)


ハンカチや靴下の場所が分からないとか、凛ちゃんが好きなパンの種類を知らなかった…くらいのシチュエーションなら有りがちだけど、橋部さんの脚本の、こういうさりげない表現は、素晴らしいなぁ〜と思っちゃう。

おそらく、徹朗みたいな日本のダンナさまは多いと思うんですよね…。
凛ちゃんが可哀相だから、徹朗がスゴイ冷血漢に見えちゃうけど、実は 結構、こんな人は多いと思いますヨ。
でも銀行員として、上に上がっていくためには、ある程度 仕事に入れ込まないとダメなのも事実だし…その辺が一家の大黒柱のお父さんとしても辛いトコロですヨネ。
両方を完璧にこなせている人なんて、どこにも居ないと思う…。
29歳にして高級マンション暮らしが出来るくらいに甲斐性のある男なのに、何を責められることがあるものか…と思う人も居るかも知れませんネ。

しかし考えようによっちゃ、或る意味 これくらい若い時期に気付いた方が幸せなのカモ…。
定年を迎える年になってから「はてさて…自分はこれから何を生き甲斐に、何を大事にして生きていけば良いのだろう?」と途方にく暮れるよりも…。

BBSのカキコを読んでいて 面白いな…と思うのは、皆、子供の立場、夫の立場、妻の立場で色々と思うコトが違うんだなぁ〜とゆ〜コト。
そんな風に、多くの人に 異なった立場で 様々な考えを呼び起こすというコトは、このドラマは とてもよく出来たドラマなんだなぁ…と思える。
(まだ第1話が終わったばかりなのに…ネ。)

最後の場面で、凛ちゃんが病院に居る状況なのに、いつも通りにカバンからファイルを出し、パソコンに向かってはみるものの、「自分にとって何が一番大事なのか」分からず、思わずファイルを払い落とし、机を叩き 自問自答する徹朗…。
ホント、巧いなぁ〜!と、感心してしまった。

人間なんて誰もが失敗して生きていくんだもんね…。

先の展開がとても楽しみデス…。
徹朗のお父さんの今の状況や、同僚とも、今後、どう絡んでくるのかな?…とか、可奈子の言い分とか…。

それにしても、 ツヨシって、ホントに巧くなったよネ…お芝居。
ホントは、余り巧くなり過ぎて技術屋みたいな俳優には なって欲しくないんだけど…まぁ贅沢な言い分ですよね…コレはネ。

今回の様に、いつもと違ったキャラでヤな奴とか演(や)ってるのを見ると、
ゾクゾクするくらい嬉しいの
怒ったり、すっげぇ感じ悪かったり…、そういう様子を見てるとワクワクするの …私って変かしら?(爆)

でも、ツヨシファンなら少なからず誰もが思ってたはず。
「いいひと」ばかりじゃツマラナイ …って。
もっと、人間の心の奥の奥の方の嫌な部分とか、ドロドロした部分とか、激しい部分とか、熱い部分とか…そういうの演(や)らせたら、もっとスゴイのに…、それが見たいのに…って。

だからね…そういう意味で、このドラマは とっても楽しみです。

= =

しっかし、 凛ちゃんは激烈に可愛いし、すっげぇ役者やの〜っ て思った。
ツヨシ、ドラマが終わるまでに 完璧に惚れちゃいそう だよね(笑)。
結構 ホレっぽいオトコだから、今回もスッカリ凛ちゃんのお父さんになっちゃいそう…気持ちの上で。
撮影が終わって 凛ちゃんと分かれる時には泣くんじゃないかな…

ホラ、スマスマ特別編で、たった3日間一緒にいた男の子2人と別れる時も、子供は平気な顔してたのに、ツヨシは鼻水たらして泣いてたじゃない?(笑)
「何でオレ泣いてるんだろ〜、カッコ悪い。」って言いながらサ…。

絶対、泣くよね…ウン (爆)。






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