児童合唱団の歌声とJ−POP - 2006年09月22日(金) 教室の教え子から、ある日「ずいっ」っと手渡された招待券があった。 地域の結構大きな児童合唱団(よくテレビに出たりしてる)に入っている子なのだけど、総じて無愛想な子で、あまり快活にしゃべることをしない。多分過密スケジュールのせいだと思うのだがいつも疲れている。 その子がある日、「ずいっ」と、きれいなカラー刷りのチケットを2枚、私に差し出してきた。ちょっと照れたような微笑を浮かべながら。 定期演奏会の招待券で、聞けばミュージカルなんかもやるらしい。 小学生から高校生までが在籍する合唱団で、まだ小学生の彼女はセリフ無しの街人Aらしいのだが。 一瞬の戸惑いの後「うわーっ!ありがとう!!行く、絶対行くよ!」と素っ頓狂な声を上げてしまった。 とは言うもののよくよくスケジュールを確認すると家庭教師とちょうど重なっていて、ずらしてもらおうにも最近は研修続きで既に今月に入ってから2回もずらしてもらっていて、あぁどうしよう、どうしようとひそかに悶々としていたところ、ちょうどそこに、ほんとにちょうどそのときに、先方から電話がかかってきて 「ごめんなさい、ちょっと今度の家庭教師、時間をずらしていただけないでしょうか?」 なんと! しんいちは ていきえんそうかいに いけることになった! 「しんいち」というのはドラクエ7の主人公につけた名前で、最初はほんとに適当に「たろう」だったんだけど、後で命名神マリナン様に頼んでうちの弟の名前に変えてもらい、さらにその後、寄生獣の主人公の「新一」にしてもらったのだが、まぁそういうのはほんとにどうでもよくて、とにかく恐るべきタイミングでスケジュール調整に成功し、私は教室の経営者である母とともに定期演奏会に行くことに相成った。 で、いきなり感想ですが、レベルがとても高かった。 さすがテレビに出てるようなところは違うね。 ミュージカルが本当にミュージカルとして立派に成り立っていて、私は、なんとなくぼやーっとした印象の主役のお姫様より(言っちゃ悪いが結構太った子だったし…)、敵役の魔女の美しく凛とした演技にうっとりとしびれていたのだけど、歌も本当にきれいに揃っていて感情豊かで、小学生たちは生き生きと躍動感にあふれていて、本人たちがやりながら十分に楽しんでいるというのが見ていてよく伝わってきた。 私と母は会場に入るのが遅れてしまい、初めは2階席で見ていたのだけど、そこには舞台上の人々の顔を峻別できないという私たちにとって致命的なデメリットが存在していた。 それを打開するべく席の移動を繰り返し、やっと終盤になって彼女を見つけることができた。 いやぁ。かわいかった。 なんだよ、あれが、いつものあのブッキラボーなあの子か。 何を言っても片方の唇をゆがませて「ふっ」と薄く笑うだけの子か。 (ちびまるこちゃんの野口さんを今書きながら思い浮かべたが、まさにあんな感じ) なんか、ほんと、がんばってたんだろうな、と思う。 大人たちの言うことをひとつひとつ黙って素直に吸収し、自分のものとするべく練習を積み重ねてきたんだな、って。 いじらしい。 どんなに精一杯突っ張っても自己主張してみせても、大人に指先一本で操られる子どもたち、大人の期待というものに必ずしも自覚を伴わずとも従順に沿い、そこから逸れることを拒み、楽しみを見出してゆこうとする。 だからね。 大人は、本当にね、いいかげんな心持ちじゃいかんと思うのです。 マジで。 J−POPがなんだと書きたかったのかというと、久しぶりにスペースシャワーで民生を見て、なんか北海道のろくふぇすに出たりしてたんですね。三人の侍。全然知らんかった、というか知ろうともしていなかった。 あれーー? なんでこんなに、どうでもいいんだろ。 あんなにはまっていた Rie fu に対しても、この恐るべき無関心。 でですね、今までずっとしっかり考えたことがなかったことなのですが(考える必要もなかったしね)、私はどうも、J−POPがあまり好きではないらしい。 いや嫌いでもないんですけど。決して。 基本的に歌詞を見て好きになることが多いので、日本語の歌のほうが好きになることが多いのはまぁ当然だとは思う。 同時翻訳しながら聞けるほど外国語に長けていないので。 でも、ネトラジで聞くのはやはりケルティックばっかりで、あまり精根こめて聞き込んでいるわけでもなんでもなく、本当にただ、聞き流している。それで十分満足している。今のところは。 なんか、特定のアーティストにずっぽりのめり込んでしまえたらどんなに楽しいかと思うし、そういう人に、わたしも、なりたい。と思っていたけれど、まぁ、もう、いいや。 うん。 ホント、飽きっぽいのな。わたしって。 もう、これは認めて受け入れるしかないわ。ホントに。 -
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