普通と普通じゃないことの間 - 2006年06月15日(木) 冷静と情熱の間、みたいな。 教室で、ひとりの女の子が泣いた。 最近思うように成績が伸びず、他の子に抜かれるのが悔しく、またその他の子ってのがなんか、現状をわかった上でいろいろちょっかいを出してくるんだねこれが。 おとなしい子で、何事も黙々とこなす。 根気強いし我慢強い。 でも、やっぱり普通の中1なんだよね。 なんだか様子がおかしいな、と気づいたときにはもう、シャーペンを握り締めながらぽろぽろと涙をこぼしていた。 でも声をあげないのだ。 泣くときもやっぱり、黙って泣いている。 静かに涙がこぼれていくのを見ていて、場違いだけど、この子は今なんてきれいなんだろう、と思った。 悔し涙ってきれいだなぁ、って。 意味がわからんし、本人にとっては感心されてもなぁって感じなんだろうけど。 とりあえず今後は席を離して、それとなくあまり人の勉強の進度に干渉しないよう各自自分の勉強を頑張るようにしておくね、話してくれてありがとう、と伝えた。 大変だったね。がんばったね。 それを十分に伝えられただろうか。 細い背中が心配だ。 こういうとき公平さを欠いたらいけないから、教える立場というのはやっかいだなぁと思う。 だからやっぱり、大事なのは、家族とか気の置けない友人なんだと思う。 久しぶりにメールをくれた知り合いに、本当はすがりついて、大泣きしたい。 ひとりでいるといつとも知れずつらくて涙が出てくるけれども、誰かと一緒にいるとさすがにストッパーがかかってるみたいで、今のところ、お葬式が終わってからは泣いていない。 あぁ、電話で一度泣いたか。いや、二度か。あれ? もう覚えていない。 でも、今日教室であった出来事は強烈な記憶になって、少しだけ学のことを私から押し出した。こういうことが重なって、記憶とか精神のバランスが少しずつとれていくんだと思う。 -
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