あだまがいだい - 2005年05月16日(月) ネットで知り合った人とチャット。 なにぶんチャット自体が久しぶりで、趣味も合うものでつい楽しくて、正常になりかけていた生活リズムがまた少し夜型に戻ってしまった。 多分大学生ぐらいだと思うのだ。 最初はあまり現実のことは話したくないと言っていたが、途中から、堰を切ったように自分のことを話し始めた。 「相談できる人がいない。」 「本当は、誰かに聞いてほしかった。」 私が投げかける質問に何分間も黙って、やっと 「ごめんなさい、うまく言えない」 と答える。 他人とのコミュニケーションの仕方がよくわからなくなってしまっていると言っていた。 ネットだから。 ということは常に頭に入れている。 掲示板で話をしていたときは感情の見えない淡々とした語調だったが、それも自己防衛のためだったのかもしれないと思った。 他人からひかれるのがとても怖いと言っていた。 しかし、チャットで会話するときには相手への気遣いが終始端々に見受けられ、私なんかよりずっとコミュニケーションの仕方をわかっているのではないかという印象を受けた。 そういう人だからこそ、面と向かって人と話そうとすると、いろいろなことがわからなくなってしまうのだろう。多分。 そんなこんなで真夜中までチャットが続いた。 非常に頭が痛い。 自分も決して余裕のある状態ではないのに、こういう人を見るとどうしても放っておけなくなってしまう。 少し消耗してしまった。ぐったり。 -
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