ロックが好きなあの人へ - 2005年02月02日(水) OASISのwhateverを聴くと堪らない。 べつに私はロック信奉者ではないし全然詳しくもないのですが。 感情の激しい揺れ動きに耐えられなくなり、途中でコンポのスイッチを切ってしまう。 何か共通の思い出が詰まっているわけではないのだけど、だからこそ。曲そのものの郷愁とかそういうのと同時に、ものすごい孤独と恐怖を感じる。あの人がこの曲を初めて聴いたとき、隣の県で大学生だったとき、私はそこにいなくて、高校生で、ただ鬱々と自分の殻にこもりっきりだったということに。ばかげている。わかっている。 過去を振り返ると時折ぞっとする。 だから振り返りたくない。 嫌いなものがどんどん増えてしまう。 ロックもサッカーも、金融機関再建問題もも学校教育の諸問題もアメカジも、昔は好きでも嫌いでもなかったのに。皆メジャーなものばかりだから、なんとなく生き難い。 ブログを作っているのでそっちに書こうかなぁと思うときもあるのだけど、カテゴリを分けたりするのがなんかめんどくさくてついこっちに書いてしまう。 私が好きなのは、どこか中途半端でごった煮な、日本のアーティスト達。 アメカジじゃなくて、鶴屋の2階で売ってるような普通の女の子の服。 サッカーは詳しい戦法なんか知らなくたって観てて楽しい。 学校教育の諸問題。子供は産まないつもりだから、正直、どうでもいい。 大人の社会がそのまま反映されるのが学校社会。 アメリカの後を追っていくならそうすればいいさ。 今の学校はなんだか変。でも知ったことじゃないよ。 私の世の中に対する関心は常に薄く、浅く、たいして広くもない。 人に対する関心も。 自分自身に対しても。 なんとなく生きてきただけ。 これからも、なんとなく生きていくだけ。 ごめんね。ドリカムはいいと思うけど進んで聴くほどじゃないんだ。 正統派にもなりきれず、一匹狼になる勇気も気概もない。 そのどっちにもなれなくて、ふらふらしている。 それが私です。 煙草を買いに外に出るとすごく空気が冷たくて、飛行機が飛んでいた。 見上げて歩いていたら電柱にぶつかってしまった。 空は曇りで、星はあんまり見えなかった。 煙草を吸いたくなったということはちょっと元気になってきたということだろう。 ドラクエしよっと。 -
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