珈琲山荘ノデュス(佐伯区湯来町麦谷)山間にある、今中建築のひとつ。水内川と国道433号線沿い。山の中の建物です。赤い屋根とこげ茶の建物とインテリア、看板や照明どれをとっても、今中氏らしさを感じます。 私、今中氏の県内に点在する建物をこの10年であちこちめぐりましたが、ここは初めてです。 暖炉、窓の形状なども、今中さんらしい独特のこだわりを感じます。そしてウッドデッキには、カウンター席とテーブル席。森の中に滝が流れていて、店内は、その滝の音しか聞こえない(音楽はいっさい流れていない) 店主さんたち2人の女性が切り盛りされていた。やさしく、声をかけていただきました。深煎りの珈琲と、これまた濃いブルーベリーレアチーズケーキのセット(700円)をいただきました。まさに極上のおいしさです。どちらも濃い! 店の前の国道には、バス停がある。その名も「珈琲山荘」どれだけ、地元の方に親しまれているのかがわかる。 当日も、県北のカフェをめぐるのが好きな、初老の男性客が、もうひとりの常連客と珈琲談義に花を咲かせていた。そう、故・今中敏幸氏が建てたカフェでは、こういう光景がおなじみなのです。きのう、温井ダムへ向かう道すがら、太田川沿いの渓谷を走るのですが、通るたび、ふと思い出す地点がある。いまは、洪水対策で立派な河岸に整備されているが、整備される前に、「休日の家」という、今中建築のカフェがあった。今中氏の住まいでもある。10年近く前、ここへ訪れて、今中さんの奥さんと、いろいろ、今中さんのこと、建物のことから、人生のことまで、お話しさせていただいたことは、今中さんの奥さんがおっしゃっていた言葉は、ずっと忘れることはないんですよね。今中さんの奥さんも、数年前に亡くなられ、休日の家も、いまはありません。でも、そこから車で15〜20分くらいの場所に、珈琲山荘ノデュスはある。珈琲山荘ノデュス、土日月祝しかあいていませんし、冬季は休業。再開となる4月になったら、ぜひ訪れたいと思っていて念願がかないました。次は、外のウッドデッキで、滝と森の中で過ごしたい。今中建築のカフェをめぐる旅は、続く。 メール|Twitter 前日の日記へ|月別日記リスト|過去の日記リスト |次の日の日記| コバルト 広島在住 文筆とカメラとここちよい暮らしが好き ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/ 文筆依頼、感想などは、メールでよろしくお願いします メール⇒こちら My追加
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