水曜の22時に放送しているBS日テレの「おぎやはぎの愛車遍歴」という番組を、毎週見ている。 著名人の、いままで乗ってきた愛車をすべて振り返りながらトークしつつ、そのかつて乗っていた愛車(いまも、その旧車に乗っている一般の方に、車をロケ地に持ってきてもらって)、その車を見つつ、話をしながら、再びゲストと、おぎやはぎと、モータージャーナリストの竹岡圭さんが、実際に乗り運転するという番組。
前回のゲスト、ブラザートムさんのような乗り方(わざとボロボロにする。古いアメリカの外車も、足でけってドアを閉めるわ、塗装もわざとはげさせて、さびを出させるわ、わざとボーリングの玉を落としてへこませるくらい)も、それはそれで、車の楽しみ方としてありなのですけれど
その前の回のゲストの春風亭昇太さんの愛車遍歴は、ことさら面白かった。 なにしろ、いま所有している車が、トヨタ パブリカ 800と、ダットサン ブルーバード。シートベルトすらついていない、旧車の中の旧車。
僕も、こういう時代の国産車って大好き!作りは単純だけれど、ほんとうにメカであり、デザインも秀逸。華美なものはなく、シンプルですもの。昇太さんが、わが子のようにデレデレで、車を紹介していたもの。「死ぬまで手放したくない」と語っていた。
で、本人がずっとほしいと思ってた、マツダ初代キャロルが登場して、最高潮に盛り上がってた。本当にほしいんだろうな。このデザイン、かわいいと連呼していたもの
この番組、外国の高級スポーツカーを乗り継ぐのようなゲストの回はさほどおもしろくないのだけれど(そう感じるのは僕だけですが)、若いとき、お金がなく、なけなしのお金で、小さい軽とか中古車の小型車を買って・・・みたいなゲストの回は、本当におもしろい。なにより僕が子供のころ見ていた車を、再びしっかり紹介してくれるわけですものね。
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