ジュンク堂&丸善へ、お客さんとして訪れるときは、 必ず、シースルーのエレベーターを使ってしまう。
遠い昔、子供のころ、まだ、デパートなんてたまにしか連れて行ってもらえなかったころ、デパートの中で、あこがれてたもののひとつだったのが、このエレベーター。外を見ながら、降下していくのって、きっと遊園地の乗り物のような感覚だったのでしょう。ずーっと窓の外を凝視していた記憶がある。眼下の路面電車や、歩行者、車が、降りていくうちに、大きく見えてくる。そういう感覚を味わえる貴重な場所。
いま、大人になって、比較的、よく乗るようになっても、こころの隅っこで、毎回、わくわくする部分が残っている。 やはり、子供のときといっしょで、窓側に立って、八丁堀交差点を俯瞰してしまうのです。もちろん、条件反射で。子供のころの自分に戻るような感覚かな?
雨の日なんか、特に、傘の花が咲いていて、この窓から見る光景は、いつもと違う、やわらかい世界に変わる
ジュンク堂&丸善、2フロアになっているし、建物が古い分、迷路のようなレイアウトになっているのがあって、いまだ迷うことがある。それでも、だいぶ目的の本のある場所へ、スムーズに向かえるようにはなったけれど。
広島でもっとも大きな書店。 個人的には、せっかく丸善さんがかかわっているのだから、丸善らしく、文具ステーショナリー、そうそう、舶来品の万年筆あたりを扱ってもいいのになぁって、想ったりする。
もうひとつの希望は・・・ハヤシライスかな? (丸善の創業者さんが考案した洋食ですもの)丸善の元祖ハヤシライスを食べさせるお店が、デパートの中に、あってもいいのに・・・なんてね。
どちらも、東京の丸善本店には、ありますよね。
仕事帰りに、最近意識して、立ち寄るようにしている。 はやく、フロアレイアウトを記憶して、使えるライブラリーとしておきたいですから。
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