ここ数日、お手紙やはがきを何枚か書いていた。 春のお便り。 桜のはがきで、桜の切手を貼って。
風景印の好きな人には、風景印をお願いして。
友人や恩師にしたためた。
(このお正月、年賀状をひかえていたのですが、それでも、寒中見舞いのおはがきを送ってくださった人がけっこういたので、そのお返事を兼ねたのもあって、例年より多い枚数を送った)
ちょっと前ですが、雑誌で、手紙について特集されていた その中には、手紙の書き方のマナーや文例などがレクチャーされていて
そこで、こんなことが書かれていた 手紙・はがきには、「?」を書いてはいけません・・・と。
それ、わかっていても、 つい、文頭の「お元気ですか」や「いかがおすごしですか」に 反射的に「お元気ですか?」「いかがおすごしですか?」と書いてしまって、「しまった!!」と後悔する。
このたびの春のお便りもしかり
筆まめな私ですが、最近は、美しい文章、美しい便りをと、最近思うようになってきた。時候の挨拶や結びの言葉なども、きちんと考えるようにしている。
この春の手紙では、万年筆をはじめて使ってみた (と、いっても、万年筆は、いたってお安いものを、最近買ったので)
使ってみると、なかなかいいですよね 筆跡に、濃淡や細さ太さがうまい具合に出て、手紙の文章がより軟らかくなったような気がして。
いままで極細のボールペンだったので、 こうした、筆による風情というのを味わったのは、新しい発見でした。
もっと、インクの色などにもこだわってみたい。 微妙な色の違いで、したためた人の個性や、便箋との相性が変化すると思うから。
私は、やはりその時折で、 手紙やはがきを書いて送ることを、大切にしたい。
それが、人とのここちよい適度な距離感を構築するための流儀でもあり、そのときそのときの、人生における句読点としての流儀のような気がします
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