タチアオイが、青い青い空に向って垂直に・・・ 強いから美しい。そんなタチアオイを目にすると、そろそろ梅雨入りも間近かな。そんな想いを抱いてしまいます。
人のこころを癒すのは、やはり人なのかもしれない。 生きていく上で、悲しいこと、別れ、辛いことはどうしても避けては通れません。
ひとりで生きてはいけないことは、誰しもわかっている。わかっていても、人を大切に出来ない。
こころを癒す
あるときは、やさしい歌であったり、書かれていた言葉であったり。 そして、大切な人のあふれるほどの笑顔であったり 家族の慈しむ愛だったり 愛する人に抱きしめられたり
悲しみや辛さは、けっして、自分以外の人にわかるものではない
でも、誰かと関わることでしか、こころを少しずつでも癒すことはできない。時間がかかっても、生きていく以上は。
誰かを愛し、誰かを大切にし、誰かに頼り、誰かとこころを通じ合い、誰かと時を共にする。
人生の大きな壁を乗り越えていくごとに、 あらたな出逢いと別れを繰り返す。 なにかを手放し、何かを受け入れる。
そこに、なにかしら人が介在する。
ひとりで抱えてしまうには、あまりにも負担が大きいこと。 涙が止まらないこと。 それでも、それでも、誰かがいることで、乗り越えられるかもしれない 誰かがいることの大切さと、有難さを、きちんとこころに。
こころを癒すのは、人でしかないような気がします。
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