先日、ある若手経営者の方と、お話する機会がありました。 その人(なんと、私より年下)に、起業や経営論について、ちょっと聞いてみたのですが・・・なにが大切なのだということに対して、
「取引先、顧客、そして、自分についてくれる部下、その部下の家族・・・みんなに常に感謝する気持ちって、忘れてはいけないと想う」
と、語られていた。
私は、今後起業などする気はまったくないけれど この言葉を聴いて、なるほどなぁって想わされてしまいました。
難しい経営論も、たしかにあるけれど、 まず、根本的なものがなくては。人として。企業人としてまずは。
ささやかなことでも、ありがとうといえる。 ほめることができる。
それって、どんな人間関係でも、基本中の基本のように、私は想います。
それは、どこか経営の面でも、つながるものがあるはずです。
この経営者の方は、日常的に、「ありがとう」がいえる人なのでしょう。ささやかなことでもね。だから、お話させていただいて、自然とこちらまでここちよい気持ちにさせられる。(無論、経営者としての手腕もあるのですが)
感謝の気持ちって、こと、身近な人に対して、つい忘れてしまうこともあります。あたりまえのようにしてもらっていたり、そばに居るのがあたりまえのように想っているとね。
自然と「ありがとう」と、伝えられる。 そして、それに付随する行動が伴うこと。 感謝の気持ちに対して、なにかお返しができるか。
ささやかなことでいいのだと想いますよね。
しなやかな「ありがとう」の感謝の気持ちが重なり合うことは、きっと自分のこころも豊かにすると想います。
ある女性から、手作りのクッキーを戴きました。 とても感謝しています。おいしかったです。ありがとうございました。入れ物に添えられていた、クローバーからも、やさしいココロを感じてしまいました。
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