寒くて、空気が澄んでいて、雲もない快晴。 そんな、冬らしい日だと 飛行機雲も 定規で線を引いたように 綺麗な直線を描くものです。
筆箱採集帳。なんだか、そのタイトルは、子供のころの感覚に引き込まれるようないいタイトルである。子供のころは、「筆箱」って言ってましたものね。
筆者はブング・ジャム
○きだてたく(文房具コレクションサイト「イロブン」主宰者) ○他故壁氏(昼は普通の会社員・夜は文房具芸人) ○高畑正幸(もちろん、言わずと知れたTVチャンピオンの文具王。文具に関する著書・連載多数。文具界のカリスマ)
この3人が、あらゆるジャンル職種・年齢・・・の方たち筆箱を取材し解説している。その数90。 すると、筆箱ひとつでいろんなことが見えてくる
筆箱の種類(巻きペンケースを使う人は芸術的な仕事をされている人だったり、そのほか、携帯歯ブラシケースを代用している人や、手ぬぐいを使っている人も)
そして、筆箱に入れている文房具も、ひとつひとつ紹介。ペンの種類、消しゴムの種類などなど。
本当に個性があって。
筆箱ってね、やはり自分の宝箱であり、秘密基地であると想うんですよ。 自分だけのアイテムをきちんと使いやすく収納して。 そんなワクワクするような場所だと、僕は思うんです。
この本を読んで、90人の筆箱を紹介して解説していることで、この90人も、同じような想いをもっているんだと想うと、とてもうれしくなりました。
うーん、一人くらい、子供のころもっていただろう、3面マチックの変形筆箱をいまも使っている人いたらよかったのに。10個くらいドアがついていて、ボタン一つで、ペンが飛び出したり、鉛筆削りが飛び出したりする、からくり筆箱。
その大人版なんて作ったら、けっこううれるような気がするんだけどな。
意外と、ロールペンケース(巻き筆入れ)を使用している人が多いなぁという感想を持った。
1本1本、専用のポケットに納められる利点。それは、 すべてのペンが一目瞭然になる=人に見せる筆入れ
ということがいえるかもしれない。それに、筆をもっともやさしく守ってくれる筆入れでもある。
僕も、デルフォニクスのロールペンケースを買おうかなぁって想ったときがあって。 でも、大きすぎて、携帯性が悪いかなとおもい思いとどまったんです。
筆入に入っているものもバラエティ豊か アイポッド、目薬、はさみなどなど
四次元ポケット研究所所長のどらさんにいたっては、 世界で唯一のカード文房具収集家だけあって、 あらゆるカード文房具を入れ込んでいた。 (カード文房具とは、カードのような薄さ、小ささで、計算機、はかり、コンパス、計算機、ラジオ・ドライバーなどを組み込んでいるもの)
みなさんは、どんな筆入れ持ってます。 どんなもの入れてます?
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