「乙女の大阪」 「乙女の京都」「乙女の東京」に続く、「乙女シリーズ」の1冊。 大阪のかわいらしくノスタルジックなスポットをたくさん紹介。もちろん、大阪の乙女みやげももりだくさん。クラシックホテル、食べ歩き、デートなど・・・いろんなテーマで。(みのりさんの大阪でのデート経験談も盛り込まれていた。ノスタルジックな中ノ島界隈はいろいろ取り上げられていた。私もぜひ訪れてみなくては。私は、府立中ノ島図書館へは何度も通ったものですが。それ以外のイメージがあまりない。
それもやはり紹介。普段、大阪とえば、ネオンとか、虎とか、派手なイメージが強いが、視点を変えれば、レトロ感あふれる建物、カフェ、デパート、乙女のすきなスポットがたくさん。ぜひ、大阪をこうした視点から歩いてみるのも、とても興味深いとおもう
阪急百貨店の包み紙のデザインにも着目し特集している。 時の変遷によって、包み紙のデザインも変わっていく。でも、レトロでもハイカラな百貨店らしさが、歴代の包み紙にも反映されている
「乙女みやげ」 文筆家の甲斐みのりさんの乙女シリーズの1冊。 旅先でまっさきにいってしまう「みやげもの屋」さんで買い集めたかわいらしい乙女みやげたち。それらを紹介するエッセイ。 美しく、色合いもやさしく、愛らしく、愛嬌のある乙女心くすぐるアイテム。全国にこんなにカラフルですてきなデザインのおみやげがあるのだと、新たな発見する。みやげものは、考え方ひとつで、世界が広がるものです。
巻頭は、乙女みやげのルーツ「こけし」を特集 全国のいろんなこけし。、こけし派生商品を紹介。こんなによく集めたものです こけしボールペンやキーホルダー、箸置きなど
温泉街や東京、竹久夢二美術館、奈良公園などのおみやげ
そして47度道府県のおみやげ。。。 (広島はなぜか、タナカのふりかけ「旅行の友」昭和29年から変わらずきっぷがモチーフのデザイン。絶賛。
徳島で「金ちゃんヌードル」が紹介されていたのが笑えた。そっか、グッドデザインだったのか!!
巻末には、いやげ界の巨匠?みうらじゅんさんとのみやげ対談が収録。 みやげといやげとのトーク。これも楽しい。
みうらじゅん美術館がいつかできるのをこころまちにしている甲斐みのりさん。私ももしできたらいってみたいものです。
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