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2009年01月29日(木)
西武ライオンズのユニフォーム

昨年、日本一になった埼玉西武ライオンズが、ユニフォームを一新し、先日の出陣式にて初披露しました。私を含め、驚いたのではないでしょうか?

西武ライオンズといえば、水色のような青色のユニフォームと、ジャングル大帝レオのマークですが、それをすべて変更。

昨年、前身の西鉄ライオンズの頃の黒と白でデザインされたユニフォームを期間限定で使用した際、大反響でした。確かにいま見ても、あのシンプルかつオールドスタイルのデザインは、伝統と強さと気品を感じるものでした。

それがあって、今回、西鉄時代の黒と、西武時代の水色を掛け合わせた濃紺「レジェンドブルー」というネーミングにして、2つの伝統を1つに繋いだユニフォームとして再スタートすることになった。デザインそのものは、まさに、西鉄ライオンズそのもの。とにかくシンプルで、昔のユニフォームみたい。でも、伝統・重み・そしてなにより気品を感じさせるすばらしいデザインだと想うんです。強そうだもの。(まぁ、高校野球のユニフォームみたいという意見もあるだろうけれど)ロゴも、西鉄と西武のロゴを掛け合わせたデザインのものになっている。

レジェンド・・・というコンセプトのもと、色もそうだけれど、ユニフォームの内側に優勝の数だけの☆を入れたり、こと細かいデザインがされていて、いっそう球団の歴史の重みを感じさせるように作られている。


球団の歴史を改めて大切にする姿勢って、すばらしいとおもった。


こういうデザインのユニフォームが、もっとも飽きが来ないで、ずっとずっと愛されていく伝統のユニフォームになっていくのでしょうね。


最近のプロ野球球団のユニフォームって、ただ、目立とう、流行に便乗しようという、安易に派手で、あまり強そうじゃないユニフォームが多い。横浜ベイスターズの新ユニフォームなんて最たるもので。あれじゃファンがかわいそう。昨年、阪神が交流戦の時だったか着用したひどいデザインのユニフォームもそうだし。安易に安っぽいデザインにするの、どうなんでしょう?


ところで、西鉄と西武の歴史は繋がれたのだけれど、その間に数年ほど「クラウンライターライオンズ」「太平洋クラブライオンズ」なる時代もありました。その歴史は封印したいところなのかもしれませんね・・・ちなみに、太平洋時代は、ピンクと紫の中間の色のユニフォームで、なにより、アメフトのような大きな胸番号のみというデザインだった。あれはプロ野球史にのこる迷デザインではあるけれど。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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