「分を知る」
この言葉、意識しないまでも、いつも自分の生き方で大切にしている部分の一つなんですよね。
小室さんを見ていて、ふとこの言葉がよぎった。 身の丈というか、分を知るというか。本当に大切ですね。
バブル景気を越えた、長い景気も、最近終息して。 その長い景気の中で生まれたものの清算の時期が、いまなのかなって。
時代にうまく乗ることは出来ても、それは実体のないものであって。時代が終わると、消費社会の常として、容赦なく消えていく。こと、ただ、時代に乗ること、迎合することばかりだと。 マネーゲームとか、実体のないもので得た巨額の富や地位に過信してきたツケが、いま露呈して苦しくなる。
ホリエモンにしても、小室さんにしても、いまになって倒産する会社、そうだなぁ、投資や転売を繰り返して、利益を得ていた、地元の某マンション会社なんかにしても。いい時に、実態のないモノでお金儲けした。そこで分を知ることが出来ず、本来のこと以外に手を伸ばす。原点に戻れなくなる。
でも、本当にそれでいいのか? お金だけがすべてなのか? そういうアンチテーゼになっているのかな。いまという時間は。
小室さんを見てて、なんだか映画のベタなストーリーみたい。 典型的な栄枯盛衰の展開だもの。
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