色の力って大きい。偉大だ。 人は、生きている中で、色を知らない間に意識している。 そのときそのときで、ベストな色を選びながら生きているわけですよね。
3つのゼリーがあって、どれを選ぶか。 緑、赤、オレンジ。味で選びか、色で選ぶか。僕は色で選びます
フォーマルな席でも、どのスーツを選ぶか、どのネクタイ、どのチーフ。 休日の服でも、その日の気分に応じて、その日逢う人に応じて、その色とスタイルを無意識に変えている。
写真を撮るときも、構図とともに、色を意識する。蒼い空に新緑の木々をあわせようとか。また、ホワイトバランスも、どれにしようかとか。
子供のころは、24色とか36色とかの色鉛筆を買ってもらって、色の種類の多さを興味深く思った。色鉛筆でも、絵の具でも、折り紙でも、一番お宝のような位置にいるのが、金と銀。(絵を描くとき、金・銀なんてほとんど使わないのに)その次が、鶯色とか、エメラルドグリーンとか、めずらしい色。逆に基本的な原色は、近所のお店ですぐ手に入るからか、割と使いたい放題。よーくかんがえたら、原色があれば、その混ぜ合わせでほとんどの色がつくれる、いわば万能の色。
ホームページを作るとき、仕事で資料を作るときも、色というものをすごく意識します。補色の関係を思い出して、どうしたら目立つかとか、統一感とか、見る人がどう感じるかとか。色との組み合わせによって、作品はガラッと変わる。
バラ色の人生がいい!ってよく言うけれど、人生を色でたとえると、人それぞれまったく違う答えになるのですよね。
さぁ、どういう色で、これから自分の人生描いていけるだろうか? どんな絵の具を持ちえていけるだろうか? なるべくいろんな絵の具を手に入れて、いろんな色で人生を描いていきたいものだわ。
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