女優の羽田美智子さんが、あるトーク番組に出演していたときの言葉。
歳を重ねるごとに、内面の豊かさを身につけて、輝く人になりたい。
若いときの魅力って、色鉛筆で例えたら、
12色くらいしかなくて、でも原色ばかりでとても綺麗で。
それが、歳を重ねていくにつれて
24色になり、40色になり、象牙色とか、黄土色とか、
名前のわからないような中間色がたくさん増えていって
そういう色を増やしていって
ある年齢になったとき
わぁ、こんなに色が増えたんだ!という人になりたい
自分なりの色鉛筆が増えたと・・・
人生の深さを色鉛筆にたとえるところが、おもしろいし、なかなか深い意味を持っているなと。ふと感じました。
羽田さんって女優さんが好きで、いつもニコニコしてて、のんびりしてて、いい意味で、単純な雰囲気ですよね。20種類以上の趣味をこなす・・・いや、やめてしまったってエピソードも披露していました。自身のことを「思い込み人生」と評していたけれど、ここちよい生き方、ここちよい単純さにそれらがつながっているのだろうなと。そんな気がしました
その番組で、羽田さんは「休息」について語っていた
本当の休息・OFFとは、何もしないことだと。 何かを欲するまで、トイレすらいかない。水すらのまない 一箇所に座ったまま、すべての身体を休み 本当にたいくつになるまで。
それが、はじめて身体を休めたことになる。 行動をおこしたくなるまでやすませないと、 本当の休息にはならない。
休みだから、本を読まなくちゃとか、 友達と会わなくちゃとか、 病院いかなくちゃとか・・・ それは細胞という細胞まで休息したことにはならない
そういうことを、羽田さんは友人から教えられて、 実行して、ずいぶんラクになったそうです。
ふーむ。なるほどな。と、想いました。
と、いうことで、きょう日曜日、私はずーっと部屋にいました。 めずらしく閉じこもってみた。 ただ、あれこれ部屋の中でしたがるのはどうにもならないな。
ステレオの新しいケーブルを接続したり。 録画したハードディスク内の番組みたり。 本を読んだり。音楽聴いたり。掃除したり。観葉植物に水やったり。 窓からの写真を撮ったり。
しまいには、読む本を求めに、駅ビルの本屋まで出向いたりした。 文庫本を2冊買って。
こういう1日、本当に身体が休息しているのだろうかな?
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