東京てくてくすたこら散歩 伊藤まさこ著
東京の17の街を、てくてくすたこら散歩。その街の公園や、パン屋さん、カフェ、神社から図書館まで、きままに訪ねていくのだけれど、どこか僕にとっても、妙な親近感を覚える。もちろん、たくさんの写真も、ナチュラルで、のんびり散歩というのがよーくわかるけれど。その街ごとのまとめで、「散歩の収穫」というページがあって。たとえば、「ぺリカン」というパン屋さんの、茶色の紙袋、緑色のかわいらしいイラスト・・・そんな紙袋1つをも見逃さない。私が一度は買ってみたい「根津のたいやき」だったり。
こと、味のある古書店とか、カフェでくつろげる書店とか、本にまつわるスポットが多い気がする。散歩は、魚市場から、東京大学の学食まで。好奇心旺盛だろう筆者に、好感を持ちました。(筆者も、写真で登場するけれど、いたって、スローライフ系の雑誌モデルに出ていそうな、シンプルで美しい女性だったりする。小さいお子さんと浅草ほおずき市を散歩している様子はほほえましい。
東京に住んでいなくても、あぁ、散歩って、こうして楽しむものなんだ!というのを気づかせてくれる、ここちいい1冊でした。(図書館の予約、かなりの順番待ちして、やっと回ってきた)
散歩ねぇ・・・ 散歩がのんびり楽しめる人じゃないと、僕は仲良くできないかもしれないな。見つけたもの、出逢ったもの、なんでも興味を持って、写真におさめて。そんな時間は、案外贅沢だったり。この本を読んでいて、改めて再認識した気がする。
昨年まで、いろいろ将来に向けて、目標があり、準備していたこともあったのだが、それが急に無くなって。そのままにしていても仕方ないから、なにか今年は有意義に使ったりするのもいいかもしれないな・・・ただ、気持ち的には、しっくりこないけれど。ひとり旅くらいは、時間作って、してみようかな。昨年まで、なかなか出来なかったし。
きょうも、おつかれさまでした。今夜も冷え込んでますね。私も、ほんとバタバタすることがあって。緊張の毎日です。 風邪ひきさんも、僕のまわりでは多いから、みなさんも気をつけてくださいね。 あしたも、更新していきます きょうは、おまけの日記はお休み(本編が、おまけ日記みたいだし)
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