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2007年08月21日(火)
甲子園をどう戦うか

夏の甲子園が開催されている期間中、僕はほぼ毎日欠かさず
「熱闘甲子園」
を見る習慣がある。見れないときは録画してでも

ひたむきな選手たち、監督やチームメイトとの絆、
地元の人や応援の人といっしょになって、勝利を目指す姿
そういう、いまの日本人にとって、大切な部分が凝縮されている気がして、
やはりひき付けられてしまいます。

きょう、決勝進出を決めた佐賀北高校。
2回戦で、宇治山田商業との延長15回引き分け再試合。
そして、準々決勝での、東の強豪・帝京との延長13回サヨナラ。

もともと、公立高で、この大会で甲子園初勝利を上げたチーム
なにしろ、昨年は、県大会1回戦負け・・・

こういうチームがミラクル・旋風を起こしていて、見ていてつい応援してしまう。



選手たちは、本当にここまで来るとは夢にも思っていなったからかもしれないが、とにかく明るいし謙虚。
監督含めみなが口をそろえるのが

「とにかく楽しんで試合したい」

そこには、大会に入る前の期待もそれほどなく、プレッシャーや重圧というものとは、まったく関係ない、いい意味で力の抜けた、チームの姿のように想います。ほかのチームより1試合余計に試合して、延長サヨナラもして、疲れてるだろうに、決勝進出を決めても、その力の抜け具合は一貫して変わることがないようだ。きっと、再試合や延長にしても、ほんとに楽しんだもの勝ちが結果に現れたのかもしれない。


多分、わが地元の広陵が決勝に進出しなければ、佐賀北を応援していただろうなぁ・・・


大垣日大の坂口監督の、笑顔も印象的でした
その昔は鬼監督だったそうだが、歳を重ね、昔の考え方じゃいけないと、変わったそうだ。「子供が野球を好きでいてくれるように、自分も変わらなければ・・・」歳と経験を重ねると、考え方が硬くなる人が多い中、その逆を行く監督さんって、ある意味すごいことだと想う。笑顔と冗談の絶えない監督さんと比例するように、選手も、試合後のカメラの前で、ポーズを取ったりして、とても明るい

試合後のインタビューをたまたま見ていて、監督が笑顔で冗談を言って饒舌になってしまったとき、NHKのインタビュアに「それは、またこの後に・・・」と、強制的に監督の話を切って、軽くたしなめられてた場面は笑ってしまったが



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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