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2007年06月06日(水)
鈍感力とストイックさと











みなさん、こんばんわ。
きょうは暑い一日でしたね。なんでも広島地区の梅雨入りの平年日なのだそう。梅雨入りの気配はまったくありません。あと1週間後くらいになりそうです。まだ、夏は来てほしくありません・・・


最近読んだ本の中の一冊 「鈍感力」(渡辺淳一)
その中で、
「褒めること」「図にのる才能」についての考察が、こと印象深かった。人を褒めてあげることの大切さ。とにかく褒める。そして褒められたら、すぐ図に乗る鈍感力が、これからの何かを切り開く原動力となる。

マラソンの小出監督なんかは、褒めて育てる指導者の代表的な人かもしれない。それに純粋に受け取って、図にのる才能が、高橋尚子選手らにあったってこと。それも鈍感力のなせる業ってことかな。

日本人って、褒めることが、そんなに上手じゃない。
もっと、人に対して褒めることが出来る人でありたいものだね。逆に、褒めてくれる人が身近にいることは、やはり大切なことだし、それに素直に図にのってみて、深く考えず、自信を持って、やってみることで、思いがけないチャンスを手中にすることもあるだろう。何事も、気の持ちよう。鈍感力は、あったほうがいいみたいだ。
僕も、褒められたら、単純に図にのっています(笑)ちょっぴりあきれられてるかもね〜


僕は、今年なくなられた、斉藤茂太先生の著書をけっこうたくさん読んだけれど、こと、渡辺淳一さんのこの本は、どこか共通するところが面白い。両人とも、専門は違えども、医者同士というところもあるのだろう

ただ、渡辺さんの場合、「失楽園」「アイルケ」の作者というのもあって、この本もベストセラーとなったわけだが(先日、渡辺氏が中国で「鈍感力」出版サイン会を行っていた。中国でも渡辺氏の著書は大人気だそうだ)



先週末だったか、鬼束ちひろ×小林武史が、テレビで対談していた。
私も久々に鬼束さんを見た。
すぐ、気になったのが、彼女の
「眼」
彼女の眼は、一点を見つめて、眼がすわっているというか、視点が・・・
まだ、その「眼」から、精神的に本調子ではないことがすぐわかる。
メンタルな部分で、この2年間はしんどかったのだろう。彼女が語っていた「死」との間に自ら身をおいていたことがうかがえる。ただ、ストイックに自分を追い込むからこそ、あのような詩と曲が作り出されるのではあるが・・・ちなみに、私は一度、彼女のライブへ行ったことがある(そのライブ直後、彼女は入院して、その後のライブは中止となってしまった)

小林武史(ある意味、最近渦中の人・一青さんも含め、この人に惹かれるアーティストは多い)がプロデュースして、彼女は完全復活できるのだろうか?

アーティストは大なり小なりストイックな部分があるのだけれど

きょうは、なんだか難しそうな日記になっちゃったねー
ま、この辺にしておきましょう。

みなさーん、あしたもニコニコの1日となりますように!



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/

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