カフェを愛する人の為の本2冊
「カフェの扉を開ける100の理由」川口葉子著
カフェ紹介サイト「東京カフェマニア」管理人の川口葉子さんの新刊。もちろんとっても素敵な本です。単なるカフェ紹介本とはまったく違う。ひとつひとつ、まるで物語のような、詩のような、しなやかなやさしい文面と写真で、カフェひとつひとつのお店がつむぐ物語を記しています。
この本の最初のまえがきにね
「旅のTはお茶のT」と書かれていた
旅人の共通語は「塔」と「茶」 どの国でも道を尋ねるとき、目印として教えられるのは、塔と茶屋。
「散歩にでかけるときは、小さな質問をつれて」 その言葉も惹かれるものがあった。適切な質問を用意して、旅、散歩、そしてカフェへ訪れたいものです。
カフェの世界は無限大。ひとつひとつ、その世界をゆるりと過ごして、自分にとって、貴重なやさしい時間を過ごしたいものです。
この本には、北は北海道から、南は沖縄まで、訪れたすてきなカフェをたくさん紹介されています。どれも、本当に素敵なカフェ。物語のようなやさしい文章もすてきです。
旅とカフェは切っても切れない関係であるべきだと、僕も思いますよ。
2冊目は、最近、広島の書店で山積みにされている「広島カフェ本2」 「広島カフェ本」が100店紹介だったのに対して、「広島カフェ本2」は190店余り・・・約2倍に!
もちろん、その間にオープンしたお店もだけれど、それだけじゃなくて、通のコーヒー店も、今回はたくさん収録されている。
これを見ると、ここ1〜2年で、広島のカフェマップもけっこう変わったんだなぁってことがわかる。
たとえばね、 竹原のホクストンのすぐ近くに、西区古江台の宙に浮くカフェ「ベルビュー」の2店舗目ができてたなんて知らなかった・・・ここもとっても美しい建物。そして、忠海から瀬戸内海を望む絶景。この付近は、ちょっとした海を楽しむカフェエリアに変わっていた。(ホクストンは1度訪れたけれど、ここもすばらしい)いつか、行きたいものです。
てらにし珈琲店が、ちょっぴり値上げしていたなぁとか、まだ、このカフェがんばってるんだなぁとか。いろいろ感想が強かった。
ただ、まだまだ、これに載っていないお店もたくさんあるんです。 それは、僕だけが知ってるということで。いつまでも、あまりみんなに知られないほうがいいけれどね!
そういう秘密のお店は置いといて、 この本見れば、ある程度の広島のカフェが網羅できそうです。1冊あれば、カフェライフがちょっぴり変わるかもね?
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