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2007年02月28日(水)
愛の理論

この日記は26日月曜日の夜の執筆分
きのう今日で、4本の日記をまとめて書いています。セットで読んでくださいませ。まとめた書いた理由等の詳細は27日分で


ある番組で、渡辺淳一さんが、「恋の掛け持ちのススメ」をおっしゃっていました。

「一人を懸命に愛すると失敗する。強いてはストーカーになりかねない。逆に愛を分散投資すると、愛することにいやらしさがでない・・・」だそうです。二兎追うものは一兎を得ずではなく、二兎しか追わないから一兎を得られない。ふーむ。その理論もひとつの考え方かもしれないなって思いますねー。複数の異性への分散投資か・・・

僕が考える愛の理論のひとつとして
愛することの行き着く先は「慈愛」であると

慈愛・・・
いつくしむ愛。いつくしむということは、自分を投げ出しても愛する。この人には、すべてを許すことができる。相手のことをなにもかも許せる。無償の愛ということ。(すべて・・・まで行かなくても、大体のことを許せ、いつもどんなときも自分の味方になってくれる、相手の味方になれる関係が、どこまで突き詰めることができるかにかかってるように思う)
つきつめて考えると、最後に行き着くのだと考える。無論、命を懸けてもその人を愛している・・・それがベースで。

渡辺淳一原作の映画「愛の流刑地」のように、不倫の愛というは、その要素が強くあって。ある種家族を顧みず、お互い大きなリスクを負ってでも、ただ、その愛をこころと身体で激しく求め合う。「殺したいほど人を愛したことがあるか?」ほんとうの意味での、究極の愛であるように思う。


人を好きになることは、本能的なものだから。
愛することに、情熱を傾けるのはあたりまえ。
だからこそ、人は嫉妬もするし、憎しみも生まれる。人と人は、出会いと別れで形成されているから。

人を愛して、ドキドキする。相手の一言ひとことをこころに刻み込んで、全身全霊で言葉を、視線を返していく。抱きしめて、お互いの肌のぬくもりを共有しあい重ねあう・・・

僕で考えると・・・本来、そんな純粋で激しい愛を、どこかで欲している部分がきっとこころにあるはず。ひとすじに、ひたむきに。でも、それが、いまの自分ってね、おおらかで、おだやかな愛し方ももちろんある。そんな方向性にかわっているのかもしれないね。これって、例の「鈍感力」?なーんて思ったりするけれど。違うかな(笑)


苦しい恋をしたとき、最終的になにを得ることができるか?
それは、きっと、なにが自分にとって大切か?誰が、どんな人が、自分にとって、大切な存在なのか?自分の本質をしっかり気づかせることも、ひとつだと思います。


とにかく、みなさん、恋をしましょう。たくさん恋をしましょう。
ひとつひとつ、自分なりのストーリー紡ぎ、人生の中でひとつひとつ重ねていきましょう。そして、最後に本当の愛を見つけていければ。


僕は、前々から、
「人のこころはうつろいやすい」
「人は不確かなもの」

と、なんどもここで書いてきました。僕は、それだけ人に対して強い不信な部分がありますが、その分、人の「本質」を、静かに、しっかりじっくり見い出していこう。相手から投げられた分だけは、きちんと相手に返していこうと、それだけはいつも思ってます。孤独って、ひとりぼっちって、とてもしんどいもの。


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きょうもお疲れさまです。わたしはなんとか元気ですし、仕事もなんとかこなしてる毎日です。この週末も、フルにお休みがもらえなくて。
ただ、通勤の電車やバスに揺られてる時間、一人部屋でボーっとしてる時間、カフェでまったりしてる時間。それらの時間で、あれこれ考えることが多い気がしますね。


さて、次回は・・・「雑貨とわたしの部屋の関係」についてのこと、もしくは、「いろいろな場所」なんてこと書きたいなって思っています。とはいえ、次のページはもう3月なんですよね



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
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