言葉のひとつひとつを、大切にする人が好き。
言葉は、時に何物よりも鋭い刃物になって、人を切りつけることもある。でも、なによりも、人を救い、人とのやさしい関係を築くこともある。
美しい日本語を語れる人って、美しさの要素の大きなひとつだと感じる。 ビジネスライクの会話でも、プライベートの会話でも 常に敬語を使えというのではなくて、 会話や言葉を語るとき、常に相手のことを考えて、想像して言葉を語れるか・・・ってことも大きい。
美しい言葉を使っていたとしても、気持ちが入っていなければ無意味になってしまう。
常に、相手や物事に興味や好奇心を抱き、相手はどう感じるだろうか?思っているのだろうか?って、適度に想像できること。(過度になると、対人恐怖症になってしまう)
しなやかな関係、やわらかい関係 そこには、必ず、言葉を大切にするこころが存在する。
私はときに手紙を書くことがあります。 手紙って、とても言葉を濃厚に伝える、そしてずっと形として残る手段。 だからこそ、細心の注意を払って、言葉を生み出す作業となる。
ときどきは、ペンを持ち、手紙や日記など書くという作業は、 言葉の大切さ、美しさを再認識させる手段のように思います。
最近は、想像力にかける人も多い。世知辛い世の中であるし。 でも、こころに余裕・空きを作ることは重要なこと。 それがあると、相手に対しての想像力が生まれ、やさしく、しなやかな、そして、時に心打つ、強い言葉を発していくことができるはず・・・
言葉、想像力、そして、そのときそのときの間・・・ いくつかの要素を見つめることが出来ることは、その人をさらに輝かすことにつながる気がしますね。
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