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2005年09月09日(金)
タイム・フォー・ブランチと東京喫茶店案内

HPの更新情報
○メトロポリタンカメラ、1テーマUP
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こんばんわ、コバルトです。
今週も、おつかれさまでした。残暑まだまだ厳しいけれどね。ファイト!

本について2題。

「タイム・フォー・ブランチ はなの東京散歩」
J-WAVEで、毎週日曜の午前11時40分から放送されているFMラジオ番組。(広島都市圏では、ひろしまPステーションで同時ネットされている)
この番組、はなさんが、毎回気ままに東京のある街を散歩。その録音した模様を流しつつ、スタジオのはなさん自身がガイドするというもの。はなさんの散歩があまりにも素敵で、楽しくて、ついつい聴いて、その街をいろいろイメージしてしまう。この本では、21の散歩をとりあげている。神田神保町から、国立、鎌倉などなど。どれも、ほんと楽しそうだし、ふらっと訪れる場所のセレクトが、ほんとおしゃれで素朴。はなさんの個性がそのまま現れてる。でね、どの街でも、カフェでお茶していたり、パンやさんに立ち寄ったり、食堂でカレー食べたり。地元の人と話したり。どこも、1000円あれば散歩できる。そんな、きままな散歩。きっと、彼女は、日常的なものでも、街のささやかなことでも、好奇心というアンテナで敏感に感じる人なのでしょうね。まぁ、だからこそ、NHK新日曜美術館の司会もされてるのだろうが。ほんわかした散歩というものが凝縮されている。都市型のスローライフのひとつの見本になるのだろう。


「東京喫茶店案内〜ぼくの伯父さんのガイドブック」
ひとりあるきの会、会長、日本孤独の会会員、東京喫茶店研究所所長・・・そんな肩書きがプロフィールに並ぶ、沼田元気さんの本。沼田さんといえば、「ぼくの伯父さんの東京案内」「東京スーベニイル手帖」「京都スーベニイル手帖」あたりの本が有名だったりする。ある種、レトロチックな街の視点で写真とペンで伝える本。その素敵なデザイン(どこかクラシカルでちと乙女チックでもある)や独自の視点が、とても感性をくすぐる。この本には、東京の古きよき喫茶店の写真が大きくのっている。どの写真も、だれもいない店内、テーブルに一つ置かれた珈琲・・・もし自分がこの写真の中にいたら・・・と想像させられる。そんな光景でも、全て違う世界がある。どの写真も素敵だし、行ってみたくなる。その写真の下には、日記スペースがあり、ここにその店での感想とか日記を記入できるようになっている。また、タレント、文筆家など、たくさんの方の喫茶店のコラム、喫茶店対談(はなさんも、カヒミカリィさんと対談してる)も載っていて、まさに痒いところに手が届くという内容。西神田の「エリカ」もとりあげられていた。(映画「珈琲時光」で登場する喫茶店)まさに、喫茶店の世界がここに凝縮してるわけです。

「理想的な喫茶店は、理想的な恋人である」
巻頭は、この言葉からはじまる。
私も、みなさんも、喫茶店が、人生で大きく関わるような生き方という概念も、あっていいのでは?って思うのだが。

(この前、テレビで喫茶店とカフェの違いをやっていたが・・・カフェはお酒をだす店、喫茶店はお酒をださない。そうなんだー!ってひとりすごく思った)

この2冊の本があれば、東京散歩が2倍も3倍も楽しくなる。私もまとまった休みもらって、歩いてみたいものだわ。


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私の近況は・・・仕事をこなして、一人ぼんやりする時間もつくって。バランスをとってる状況。秋はやりたいことがいっぱい。でも、あまり欲は出さないようにしよう。うん!

みなさんにとって、素敵な週末となりますように。
わたしは、珈琲を注入しに行ってきます!

それと、選挙には行きましょう(笑)

あすは、全く違うテーマで日記を書いてみます


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「コバルトのつぶやき」
先日の台風14号の大雨で、以前、GWに訪れ、日記でも書いた「かやぶきカフェ」が流されてしまったそうです。その話を聴いて、ちとショックでした。いごこちのよい場所が、一夜のうちに形がなくなってしまう・・・なんとも悲しいな。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/

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