雑誌「ダ・ヴィンチ9月号」にのっていた言葉
「別離は突然訪れる。 準備も覚悟も、許されない」
生きている以上、別離と出会いを繰り返す宿命にあると思います。それだけ、別離はつらいし、かなりのエネルギーを要する。 なによりも、別離が怖いからと、出会いに対して過敏になってしまう。 どんなに自らが、頑張って、生きていても、突然訪れる別離には、どうすることもできない。
別離が怖いの?だから殻に閉じこもるの? それでは、寂しいですよね。
別離があるから、出逢いがあるんだよ・・・なんて、簡単には言わないけれど そうした宿命をよーく知った人は、ひとつひとつ、自分にとっての幸せって?自分にとって、なにが大切?っていう、基準をはっきり見つけていけるようになると思います。
例えばね、別離がこれから訪れても、その宿命に負けないだけの、「自分だけのもの」を持つことの大切さと強さを知る。仕事でも、親友でも、趣味でも、旅でも・・・揺らがない、確固たる自分。なにかあったとき、すらっと逃げられる自分の中の場所。
決心して、自分というコマを一つ進めていく。その覚悟ができるまでは、ゆるりゆるりと、自分だけのものを持ちつつ、時間に流されるのもいい。そして、コマを一つ進めることができたら、再び、やさしさを誰かに与えられる人へと、自然となっていくと思うんですけどね
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