友達や仲間が悩みを抱えてるとしよう。 僕はなにをしてあげられるだろうかと考える。 でも、僕はその人ではない。 全てを理解することは出来ないし、 「うんうん、よくわかるよ」 だなんて言葉は、あまりにも無責任なひと言だと思うのです。 その人にはその人でしかわからない深い部分というのがあると思う。 それを軽々しく「よくわかる」だなんて、簡単にはいえない。
私が出来るのは、ささやかな優しい、元気つけてあげられる言葉でしかないように思う。あとは、その友達、仲間の言葉を静かに聞いて受け止める事です。
よくね、「人生こう生きろよ!!」「なんでそんな考えしかできんの!」「こんなんだからだめなんだよ!しっかりしろよ」などなど、叱咤激励というかたちで伝える人もいるとおもう。
僕は、のんびりした人間なので、性急にこうだああだと答えを出させる方法はキライなのです。 こういう、叱咤激励のような叱って励ますのは、人によってはかなりのリスクがある。だから、私は、そういう形にならないようにと心がけてる。
人間のおごりというのは、結局自分の首を絞めることになるはずだ。 要注意です
簡単に、「あなたのことはよーくわかる」ということを言う人にはなりたくない。 それよりも、「あなたのことを、少しずつ理解していきたい」と言っていきたい。
人のアドバイスなんて、ほとんどが、その人の経験からきてるわけだし。その人と、悩んでる人とは、性格から何から違うのですしね。結局は、参考程度にしかならない。最終的には自分自身のペースで、自分のやり方を見つけて、前向きに進んでいくしかないもの。 それを、静かに見守って、きっかけだけでも導いてあげられる人というのって、大切だよ。きっとね。
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