世界の中心で愛をさけぶのドラマ版、みなさんも見た!ってひと多いと思います。 僕も見ました。小説を1年前に読んで、号泣した僕なので、きっとドラマも泣いてしまうのでは?って。
正直な感想としてね、すごくよく出来てるよ。 でね、ふっと、自分の高校生の頃を思い出してしまうんです。 そのころ、僕はほんとうに、朔太郎のように純粋だった。壊れやすくて(実際壊れてたけど)人の気持ちや恋に対して一途であり、傷つきやすく。濁ったものって、なかったような気がする。 しかし、大人になって、いまの自分に、そのピュアな感情は何処へ行ったの?って自問自答してしまうよ。 むろん、普通一般の同世代の人から比べたら、ちょっとだけ外れてるけれど(笑)。セカチュウの純愛の世界、だれもがこころの片隅に持ってる、あこがれてる世界。実際の自分の日常では、ない部分を、こうした小説や映画やドラマに求めてしまうってことだろうね。 昔の自分と、いまの自分が交錯する。そんあ朔太郎の背負ってるこころの闇というものは、自然と共感してしまうよ。
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